カガリとヨミの二人の
誰も立ち入れない世界を変えたのがマト。
ヨミの心を開こうとしています!
今回も人間関係のバトルと
BRSの物理的バトルのバトル尽くしです!
CGの使い方がとても気になる作品です。
感想
マトとヨミとカガリの距離感

ヨミと一緒にお祭りに行くという約束を取り付けたマトですが
カガリの邪魔にあってやっぱり行けません。
そんな約束を果たせない悲しさと、ヨミを縛り続ける事に快感を覚えているカガリ。
二人の感情の表れがこの1ショットで明らかにされています。

まぁマトもヨミには言いたかったのでしょうが、
何か言えない感覚があったのでしょうね。
物理的には二人の間には人1人分の間がありますが、
心の距離はまだまだ離れているように感じます。

先生に相談に乗って、改めてヨミへアタックするマト。
先生、なかなか人を乗せるのが上手いです。

家にやって来たマトを出迎えよとするマトを遮るカガリ。まず二人の距離感がイイ。
階段を塞ぐという絶望感と不安を煽るレイアウトが素晴らしいですね。
この後、カガリはわざと階段から転落して、より一層ヨミを縛ります。
幼女ヨミ可愛い!!!!それはともかく、どうやらカガリの事故はヨミを見送った際に起こった出来事のようです。
それに罪を感じているヨミと、事故以降なおさらヨミにすがりたいカガリ。
壁から出よう、檻から出よう

そんないびつなヨミとカガリの関係を壊そうとするのはマト。
カガリを縛り付けるヨミは可哀想という一心で動くのです。
誰も立ち入らなかったこの領域。むしろマトの行動によって、
泣きながら笑うことをカガリに指摘されているヨミなどを含め、
ヨミが自が知らなかった自分を発見しているようです。

ここでも距離感を強調した演出。
ドア越しに3者の距離感を表していますね。

そしてこの顔、病んでますねぇ。
それはともかく、マトの言葉によって心動かされたヨミは
カガリに対して「ここから出よう」といい
学校に行くようにするなど、をカガリに提案して
今までの関係を変えていこうと言います。今まで通り仲良くもするしともいいます。
もちろんカガリはヨミを束縛すれば満足なので嫌がりますが。

そして何かあったのか、カガリの表情に優しい笑みが…
ここで次回となります。
BRSの世界では
さて、もう一つの世界の方はどうなっているのでしょうか。


基本、戦っているだけなんですけどね。
まぁこっちの世界の特徴はキャラが無表情である事。
この無表情である事で、彼女達が非人間的存在であるように感じられます。
あとは無表情さが、作品の解釈を困難にしている面もあります。

暴力的な数の薬莢。他にも敵が撃ってくるカラフルな弾の数も含め数が多いです。
こういう画面の情報を増やして、画面を盛り上げられるのがCGの強みですね。
今回もBRSは蜘蛛戦車みたいなのに乗ったカガリっぽいのと戦っていましたが
現実世界では足が動かないカガリが、多脚戦車に乗っているというのは面白いですね。

この切り結びは素直にカッコよかったです。

鎖に縛られた少女(ヨミなんでしょうけど)のハートが解放された瞬間。
「ここかた出よう」という言葉とともに少女革命ウテナっぽい展開だなぁと思いました。

そして生首がゴロンと…
今回の最後に今までにない表情を見せたカガリを考えると
あっちの世界で死んで生まれ変わった瞬間を描いているのかもしれません。
まとめ
パパ聞きの5話のサブタイトルが「少女に何が起こったか」でしたが、
BRSの2話もこのサブタイトルが似合うなぁと思いました。
この作品は二つの世界で、どちらでも戦っていますね。
マト・ヨミ・カガリの3人の人間関係をめぐる戦い、
そして動機は語られずとも、ひたすら物理的に戦っているBRSの世界。
リンクする部分を感じつつも、やはり別世界でもある。
この距離感が面白いですね。
個人的にはサンジゲンのCGの使い方に注目してみています。
BRSの世界という限定された異世界(作品の半分は占めますが)において
現実世界との違和感を表現するのにもCGは有効に使われていますね。
CGの技術だけでなく、どういう場面で、どういう意図で使うのかが
CGを使う点においてとても大切だと思います。
その意味でこの作品のCGの使い方は上手いと感じますので、
今後もこの部分を注目したいと思います。
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感想
マトとヨミとカガリの距離感

ヨミと一緒にお祭りに行くという約束を取り付けたマトですが
カガリの邪魔にあってやっぱり行けません。
そんな約束を果たせない悲しさと、ヨミを縛り続ける事に快感を覚えているカガリ。
二人の感情の表れがこの1ショットで明らかにされています。

まぁマトもヨミには言いたかったのでしょうが、
何か言えない感覚があったのでしょうね。
物理的には二人の間には人1人分の間がありますが、
心の距離はまだまだ離れているように感じます。

先生に相談に乗って、改めてヨミへアタックするマト。
先生、なかなか人を乗せるのが上手いです。

家にやって来たマトを出迎えよとするマトを遮るカガリ。まず二人の距離感がイイ。
階段を塞ぐという絶望感と不安を煽るレイアウトが素晴らしいですね。
この後、カガリはわざと階段から転落して、より一層ヨミを縛ります。
幼女ヨミ可愛い!!!!それはともかく、どうやらカガリの事故はヨミを見送った際に起こった出来事のようです。
それに罪を感じているヨミと、事故以降なおさらヨミにすがりたいカガリ。
壁から出よう、檻から出よう

そんないびつなヨミとカガリの関係を壊そうとするのはマト。
カガリを縛り付けるヨミは可哀想という一心で動くのです。
誰も立ち入らなかったこの領域。むしろマトの行動によって、
泣きながら笑うことをカガリに指摘されているヨミなどを含め、
ヨミが自が知らなかった自分を発見しているようです。

ここでも距離感を強調した演出。
ドア越しに3者の距離感を表していますね。

そしてこの顔、病んでますねぇ。
それはともかく、マトの言葉によって心動かされたヨミは
カガリに対して「ここから出よう」といい
学校に行くようにするなど、をカガリに提案して
今までの関係を変えていこうと言います。今まで通り仲良くもするしともいいます。
もちろんカガリはヨミを束縛すれば満足なので嫌がりますが。

そして何かあったのか、カガリの表情に優しい笑みが…
ここで次回となります。
BRSの世界では
さて、もう一つの世界の方はどうなっているのでしょうか。


基本、戦っているだけなんですけどね。
まぁこっちの世界の特徴はキャラが無表情である事。
この無表情である事で、彼女達が非人間的存在であるように感じられます。
あとは無表情さが、作品の解釈を困難にしている面もあります。

暴力的な数の薬莢。他にも敵が撃ってくるカラフルな弾の数も含め数が多いです。
こういう画面の情報を増やして、画面を盛り上げられるのがCGの強みですね。
今回もBRSは蜘蛛戦車みたいなのに乗ったカガリっぽいのと戦っていましたが
現実世界では足が動かないカガリが、多脚戦車に乗っているというのは面白いですね。

この切り結びは素直にカッコよかったです。

鎖に縛られた少女(ヨミなんでしょうけど)のハートが解放された瞬間。
「ここかた出よう」という言葉とともに少女革命ウテナっぽい展開だなぁと思いました。

そして生首がゴロンと…
今回の最後に今までにない表情を見せたカガリを考えると
あっちの世界で死んで生まれ変わった瞬間を描いているのかもしれません。
まとめ
パパ聞きの5話のサブタイトルが「少女に何が起こったか」でしたが、
BRSの2話もこのサブタイトルが似合うなぁと思いました。
この作品は二つの世界で、どちらでも戦っていますね。
マト・ヨミ・カガリの3人の人間関係をめぐる戦い、
そして動機は語られずとも、ひたすら物理的に戦っているBRSの世界。
リンクする部分を感じつつも、やはり別世界でもある。
この距離感が面白いですね。
個人的にはサンジゲンのCGの使い方に注目してみています。
BRSの世界という限定された異世界(作品の半分は占めますが)において
現実世界との違和感を表現するのにもCGは有効に使われていますね。
CGの技術だけでなく、どういう場面で、どういう意図で使うのかが
CGを使う点においてとても大切だと思います。
その意味でこの作品のCGの使い方は上手いと感じますので、
今後もこの部分を注目したいと思います。
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