感想フリットが偉大な父親をどう乗り越えていくかっていう
過程を展開させたお話でしたね。
典型的な2代目の苦労をアセムは味わっていますね。
さてそんなアセムは一日でも一秒でもお父さんを乗り越えたいようです。
まずはパイロットして。でもゼハートにも負けてしまった事で
父もそうだったように、まずXラウンダーになりたいと願ったのでしょうね。
ただそのXラウンダーの適性がDと低かったのはショックだったのでしょう。
これでは父親にもゼハートにも勝てない。
そんな苛立つアセムの姿を見て、力を貸してあげるのがウルフさん。
さっそくどこかへ連れて行くって言って連れてきたのがマードック工房。
そこではマードックさんが未だに現役で仕事をしていました。
奥さんは若いし、この二人は何者なのでしょうか。
そんなマードックさんにも2代目がいたようで、
この2代目にもアセムに2代目の苦労を語りますが、
それ以上に自分にしかできない事もあるとも教えてくれます。
さらにウルフさんも今は父親に勝てないだろうが、
自分にしかできない事を教えてあげます。
司令であり多忙でもあるフリットは中々アセムにかまってあげられないのでしょう。
ウルフのこうしたアセムへの行動は、アセムの父親代わりをしたいという感じがしますね。
アセムもまずは自分にできる事に邁進しそうです。
アセムにはウルフという大人やさらに目指すべき父親の存在、
そしてライバルであるゼハートというように
周りに恵まれた人間関係を持っているように感じますね。
ディケの娘やマロニーみたいな女性関係も華やかそうです。
それにしても今回、アセムがマッドーナ工房で使用したシュミレーター。
連邦の軍事機密を流用してシミュレーターを作るというのは
色々な意味でマズイのでしょうが、フリット司令が黙認させているのでしょうか。
何にしてもアセムが真っ当に目標を持って、それに挑戦している姿は良いですね。
今回も適性がDで、シュミレーターにも負けてと踏んだり蹴ったりですが
前向きに真っ当な形で目標に向き合っているのが好感が持てます。
今回は物語的にとても楽しむことができました。
アクションシーンも中々に良好状態が続いていますねし。
次回以降は本格的な戦いにシフトしていきそうなのでより楽しみです。
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