「責任とってくださいね」
礼弥さんのこの想い=重い言葉を背負って
千紘の物語は加速していきそうです。
今回も演出=画面の見せ方にグッと来ました。
監督であり今回の絵コンテでもある
畠山守さん=小俣真一さんの美学が
この作品に詰まっているのが魅力ですね。
感想お父さんによって軟禁状態になってしまった礼弥さん。
さらにお父さんは千紘を「去勢」すると言った事で、
居てもたってもいられなくなって、外へ飛び出してしまう展開。
一方の千紘はバーブが蘇った事に大喜び。
蘭子や萌路は困っている展開。
そんな礼弥が崖沿いを歩いていたら父親に見つかって…という展開でした。
今回は演出が良かったです。
一つ一つ印象的なショットが見られて、楽しかったです。

月に消失点をおいたような、パースの撮り方が良いですねぇ。見ごたえがあります。

お父さんに睨まれている礼弥の状況をわかりやすく表現したショット。
お父さんの不気味さ、存在感の大きさ、礼弥の立場の弱さがここでわかります。


幼馴染との会話も、顔のアップの切り返しだけでは無く、
影を映しての会話の絵も入れるなど、工夫が盛りだくさんです。

パンチラ。家の塀の上を歩いているから、
カメラで覗いてしまおうというスケベ根性な素晴らしいアングル。
彼女はサービス要因なのかもしれません。
(ちなみに原作者のはっとりみつるさんもパンツ好きだと思います)

礼弥さん可愛すぎだろう~金網フェンス越しに映し出される美少女って魅力的です。



今回、グッと来たシーン。
崖の上でお父さんが礼弥さんを連れ戻そうとして、
手を伸ばそうとするお父さんを振り払った礼弥さん。
たぶん、視聴者的にもここはこうしてほしかった的な感じがあったのではないでしょうか。
つまりこの振り払った展開にカタルシスがあったってことです。
お父さんの手が花びらのように散っていく演出が心地よいです。


ばーぶの登場により、状況は一変。お父さんが動揺し、
ばーぶを追い払おうとして、ばーぶを守る巻き添えをくらって崖に落ちてしまう礼弥さん
落ちた先の木の串刺しになり、礼弥さん絶命。
礼弥さんの刺された状況を、千紘の顔を半分に割り、割った部分を血のイメージを投影する事で、
千紘の内面の衝撃性を表現しています。この作品は赤の使い方が上手い。


そして崖から落ちた礼弥さんですが、生きています。というかゾンビになったようです。
どうも崖の下に咲く紫陽花の花が関係しているのは間違いないでしょう。
花の上に落ちる女性の死体というのは、なんというかビジュアル的に映えます。
まとめ
今回の絵コンテは畠山守さん=小俣真一さん。
ということで、小俣さんが絵コンテをした1話・3話は濃い演出でしたね。
画面でキャラクターの内面を描きつつ、
礼弥さんがお父さんと決別する=手を振り払う場面では
ここぞという比喩的演出を用いて臨場感を高めました。
この作品の魅力は見せ方ですね。3話までの印象ですが、
見せ方=演出がかなりいい感じです。
見た感じプロットがシンプルなだけに演出的に決まれば面白そうに感じました。
さてゾンビになってしまった礼弥さん達は
今後どんな物語を紡ぐのでしょうか。千紘は責任を取らないといけないのでしょうね。
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感想お父さんによって軟禁状態になってしまった礼弥さん。
さらにお父さんは千紘を「去勢」すると言った事で、
居てもたってもいられなくなって、外へ飛び出してしまう展開。
一方の千紘はバーブが蘇った事に大喜び。
蘭子や萌路は困っている展開。
そんな礼弥が崖沿いを歩いていたら父親に見つかって…という展開でした。
今回は演出が良かったです。
一つ一つ印象的なショットが見られて、楽しかったです。

月に消失点をおいたような、パースの撮り方が良いですねぇ。見ごたえがあります。

お父さんに睨まれている礼弥の状況をわかりやすく表現したショット。
お父さんの不気味さ、存在感の大きさ、礼弥の立場の弱さがここでわかります。


幼馴染との会話も、顔のアップの切り返しだけでは無く、
影を映しての会話の絵も入れるなど、工夫が盛りだくさんです。

パンチラ。家の塀の上を歩いているから、
カメラで覗いてしまおうというスケベ根性な素晴らしいアングル。
彼女はサービス要因なのかもしれません。
(ちなみに原作者のはっとりみつるさんもパンツ好きだと思います)

礼弥さん可愛すぎだろう~金網フェンス越しに映し出される美少女って魅力的です。



今回、グッと来たシーン。
崖の上でお父さんが礼弥さんを連れ戻そうとして、
手を伸ばそうとするお父さんを振り払った礼弥さん。
たぶん、視聴者的にもここはこうしてほしかった的な感じがあったのではないでしょうか。
つまりこの振り払った展開にカタルシスがあったってことです。
お父さんの手が花びらのように散っていく演出が心地よいです。


ばーぶの登場により、状況は一変。お父さんが動揺し、
ばーぶを追い払おうとして、ばーぶを守る巻き添えをくらって崖に落ちてしまう礼弥さん
落ちた先の木の串刺しになり、礼弥さん絶命。
礼弥さんの刺された状況を、千紘の顔を半分に割り、割った部分を血のイメージを投影する事で、
千紘の内面の衝撃性を表現しています。この作品は赤の使い方が上手い。


そして崖から落ちた礼弥さんですが、生きています。というかゾンビになったようです。
どうも崖の下に咲く紫陽花の花が関係しているのは間違いないでしょう。
花の上に落ちる女性の死体というのは、なんというかビジュアル的に映えます。
まとめ
今回の絵コンテは畠山守さん=小俣真一さん。
ということで、小俣さんが絵コンテをした1話・3話は濃い演出でしたね。
画面でキャラクターの内面を描きつつ、
礼弥さんがお父さんと決別する=手を振り払う場面では
ここぞという比喩的演出を用いて臨場感を高めました。
この作品の魅力は見せ方ですね。3話までの印象ですが、
見せ方=演出がかなりいい感じです。
見た感じプロットがシンプルなだけに演出的に決まれば面白そうに感じました。
さてゾンビになってしまった礼弥さん達は
今後どんな物語を紡ぐのでしょうか。千紘は責任を取らないといけないのでしょうね。
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