感想ついに第3部キオ編がスタートしましたね。
掴みとしては上々ではないでしょうか。
基本的には敵ヴェイガンの襲来、
そしてキオがおじいちゃんのフリットに導かれながら
新ガンダムに乗るという展開。
よくあるパターンですね。まるでマジンガーZとか、そんなノリ。
でもテンポもよく、ドッキングバンクシーンの見せ方も上手く
映像的に飽きさせないような仕上がりになっています。
またキャラ設定も面白いですね。
キオはおじいちゃん子っていう設定が何気に話を面白くしそうです。
アセムはどうやらキオが生まれた1年後に行方不明になってしまったようですが、
むしろキオの物語を進めるのに、お父さんもおじいちゃんも
二人もいてしまう状態だと、構成的にやっかいなので
アセムを引っ込めたのは、選択肢としてアリでしょう。
おそらくアセムは復活する展開になるでしょうから。
一方のフリットも孫には優しい。
孫に子供のときからMSシュミレーターを与えて
ガンダムに乗ったときの戦いの訓練をさせていたわけですから。
でもフリットはある意味、孫をも復讐の道具としているわけですから
復讐鬼フリットのスタンスはまったく衰えていない意味でも恐ろしいです。
何よりよかったのは、3世代目のガンダムがキッチリかっこよく見せていたこと。
新兵器のシグマシスライフルのシーンもかっこよかったですし。
あと普通におじいちゃんと孫が二人で戦うという展開は好きですね。
なかなかロボットアニメで祖父が孫にロボットを託す展開はありますが
祖父と孫が一緒に戦うというのは、世代間を繋ぐ物語として意図された
ガンダムAGEの企画の趣旨とも合致する展開でした。
あとOPの絵コンテ・演出が大張正巳さんでしたね。
ついにロボットアニメOPマイスター大張さんが
ガンダムのOPを手がける日が来るとは。
最後の月を背にしての二つのMSが睨み合う構図なんかは
勇者エクスカイザーの後期OPを髣髴とさせるものでした。
第3部が2部以上に盛り上がってくれることを期待します。
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