今回は、図書館の学校誌がなぜ借りられるか。
その理由を古典部のメンバーが推理します。
折木の推理力と千反田さんの嗅覚が
問題の解決に結び付けました。
今回は前回に引き続き多用される
文字演出について書いてみました。
この演出は京アニにとって新境地となるか?
感想まずはお姉さんの「古典部に入りなさい」という手紙の語り方からスタート。

古典部に行くと、さっそく出迎えてくれる千反田さん。

古典部の教室。背景の描きこみの充実度には目を見張るものがあります。
ハルヒのSOS団、けいおん!の軽音部、そして氷菓の古典部。
部活動にとって、青春にとって部室は極めて重要なものです。


伊原摩耶花さん。ビジュアル的にはけいおん!の律ちゃんですが
京アニが手掛けているという共通点だけで、たまたま似ているだけでしょう。
福部に惚れているという事もさらっと語られます。
折木と千反田さん、福部と伊原。実質ペ2組のカップルが物語の中心なのかも。

伊原が話す事柄に興味を示す千反田さん。
この瞳の輝かせ方が、キーポイントなのでしょう。
彼女にスイッチが入ったというか。
どうやら、図書館で学校誌を毎週借りてはその日のうちに返す、という事が起きているよう。
2年の女性という事は共通していますが、なぜ学校誌?
これに関する推理が始まりました。
みんな思案に暮れますが、千反田さんがあるヒントを発掘します。

どうやら、本にはシンナーの臭いがするよう。
でも伊原さんにはこの匂いが嗅ぎわけられないよう。
折木は千反田さんの異常な嗅覚に驚嘆とその理由が気になるようで、
彼女の事を「犬」に見立てていました。
そして折木は閃きました。


本を借りていたのは、どうやら美術の合同授業で使っていたから。
種明かしがわかると、大した事のないように見えますが、
匂いのヒントからここまで繋げてしまうのは凄い。

事件?疑問が解決し、みんなで談笑モード。
でも折木はその空気に馴染めず、一人で黒いオーラを発しています。
この辺りの少年折木の自意識を、物語ではどう終着させるのか。
みんなと馴染めるような形で落ち着かせるのか、それとも別で落ち着かせるのか気になります。

さて日曜日。千反田さんに呼び出された折木。
千反田さんは折木に何か告白する事があるようです。
さて、どんな告白か。ここで今回は幕引きです。
今回も多用される文字演出
前回に引き続き、今回も文字演出が多用されていました。

5人の女性が学校誌を借りている事を表した、画面分割と併用の文字演出。

文字の形や装飾が古風というか和風、一昔前に書かれていそうなビジュアル感です。


メニューに書かれている文字が動いています。文字が動くのも前回に引き続きの演出。
文字をビジュアルとして見せるだけでは無く、動かすというのも意識的にやっていそうです。

ある場面からある場面、図書館から美術室へ移動する際にあった文字演出。
推理なり状況を把握するには、キャラの台詞だけよりも
文字を使ったビジュアルで説明するのが、視聴者的にはわかりやすくて良いでしょう。
基本的に、イメージ図的な・説明的な描写を極力避け、
客観描写=事実を映す描写に特化した面があった
京都アニメーションの新たな試みな面も感じます。
基本的に京都アニメーションは、新しい作品を手掛けるにあたって
新しい表現の構築を求め・実験し・追求しているように感じます。
(あと氷菓で気になっているのは、波紋の演出)
おそらく、この文字演出は本作の特徴づけとして
今後も使われる可能性は多々あるでしょう。
少なくとも1話2話の絵コンテを切った監督の武本康弘さんは使う可能性が高いです。
武本康弘監督と新房昭之監督の接点
ちなみに、氷菓1話の時点で、氷菓の演出がシャフトっぽいという感じた方もいたようです。
私も1話である演出を「イヌカレー空間」と見立てました。
実際にこの指摘があっているかどうかはわかりませんが、
監督の武本康弘さんは、新房昭之監督作品でも特に新房度が濃い
「魂狩‐ソウルテイカー」の絵コンテ・演出を2回(3話と6話)手がけています。
武本さんがソウルテイカーの仕事で新房さんの影響を受けているかはわかりませんが
もしかすると、この時の経験が本作で生きている可能性はあります。
と、考えるならシャフトっぽいと結びつける事もできなくはないと思います。
まとめ
千反田さんが可愛すぎます! 彼女の一挙手一投足を見ているだけで、眼福な気持ちになれます。
上のメイド服や、最後のポニテを見る限り、
色んな格好の千反田さんが見られそうなのも、今後のポイントでしょうね。

あとEDが凄い!なにこのエロい表情。たまりません。ちなみに千反田さんは何か折木に隠しているようですね。
何かあると「一身上の都合」と言ってごまかします。
まるで「禁則事項です」という、朝比奈みくるみたいです。
千反田さんが折木の何に期待しているのか、
それは今後明かされるのでしょうね。
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感想まずはお姉さんの「古典部に入りなさい」という手紙の語り方からスタート。

古典部に行くと、さっそく出迎えてくれる千反田さん。

古典部の教室。背景の描きこみの充実度には目を見張るものがあります。
ハルヒのSOS団、けいおん!の軽音部、そして氷菓の古典部。
部活動にとって、青春にとって部室は極めて重要なものです。


伊原摩耶花さん。ビジュアル的にはけいおん!の律ちゃんですが
京アニが手掛けているという共通点だけで、たまたま似ているだけでしょう。
福部に惚れているという事もさらっと語られます。
折木と千反田さん、福部と伊原。実質ペ2組のカップルが物語の中心なのかも。

伊原が話す事柄に興味を示す千反田さん。
この瞳の輝かせ方が、キーポイントなのでしょう。
彼女にスイッチが入ったというか。
どうやら、図書館で学校誌を毎週借りてはその日のうちに返す、という事が起きているよう。
2年の女性という事は共通していますが、なぜ学校誌?
これに関する推理が始まりました。
みんな思案に暮れますが、千反田さんがあるヒントを発掘します。

どうやら、本にはシンナーの臭いがするよう。
でも伊原さんにはこの匂いが嗅ぎわけられないよう。
折木は千反田さんの異常な嗅覚に驚嘆とその理由が気になるようで、
彼女の事を「犬」に見立てていました。
そして折木は閃きました。


本を借りていたのは、どうやら美術の合同授業で使っていたから。
種明かしがわかると、大した事のないように見えますが、
匂いのヒントからここまで繋げてしまうのは凄い。

事件?疑問が解決し、みんなで談笑モード。
でも折木はその空気に馴染めず、一人で黒いオーラを発しています。
この辺りの少年折木の自意識を、物語ではどう終着させるのか。
みんなと馴染めるような形で落ち着かせるのか、それとも別で落ち着かせるのか気になります。

さて日曜日。千反田さんに呼び出された折木。
千反田さんは折木に何か告白する事があるようです。
さて、どんな告白か。ここで今回は幕引きです。
今回も多用される文字演出
前回に引き続き、今回も文字演出が多用されていました。

5人の女性が学校誌を借りている事を表した、画面分割と併用の文字演出。

文字の形や装飾が古風というか和風、一昔前に書かれていそうなビジュアル感です。


メニューに書かれている文字が動いています。文字が動くのも前回に引き続きの演出。
文字をビジュアルとして見せるだけでは無く、動かすというのも意識的にやっていそうです。

ある場面からある場面、図書館から美術室へ移動する際にあった文字演出。
推理なり状況を把握するには、キャラの台詞だけよりも
文字を使ったビジュアルで説明するのが、視聴者的にはわかりやすくて良いでしょう。
基本的に、イメージ図的な・説明的な描写を極力避け、
客観描写=事実を映す描写に特化した面があった
京都アニメーションの新たな試みな面も感じます。
基本的に京都アニメーションは、新しい作品を手掛けるにあたって
新しい表現の構築を求め・実験し・追求しているように感じます。
(あと氷菓で気になっているのは、波紋の演出)
おそらく、この文字演出は本作の特徴づけとして
今後も使われる可能性は多々あるでしょう。
少なくとも1話2話の絵コンテを切った監督の武本康弘さんは使う可能性が高いです。
武本康弘監督と新房昭之監督の接点
ちなみに、氷菓1話の時点で、氷菓の演出がシャフトっぽいという感じた方もいたようです。
私も1話である演出を「イヌカレー空間」と見立てました。
実際にこの指摘があっているかどうかはわかりませんが、
監督の武本康弘さんは、新房昭之監督作品でも特に新房度が濃い
「魂狩‐ソウルテイカー」の絵コンテ・演出を2回(3話と6話)手がけています。
武本さんがソウルテイカーの仕事で新房さんの影響を受けているかはわかりませんが
もしかすると、この時の経験が本作で生きている可能性はあります。
と、考えるならシャフトっぽいと結びつける事もできなくはないと思います。
まとめ
千反田さんが可愛すぎます! 彼女の一挙手一投足を見ているだけで、眼福な気持ちになれます。
上のメイド服や、最後のポニテを見る限り、
色んな格好の千反田さんが見られそうなのも、今後のポイントでしょうね。

あとEDが凄い!なにこのエロい表情。たまりません。ちなみに千反田さんは何か折木に隠しているようですね。
何かあると「一身上の都合」と言ってごまかします。
まるで「禁則事項です」という、朝比奈みくるみたいです。
千反田さんが折木の何に期待しているのか、
それは今後明かされるのでしょうね。
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