古典部の文集「氷菓」に
断片的に匂わせる事の真相とは?
かつての学校で何が起こったのか。
推理的な部分がますます面白くなりました。
推理の進展とともに距離が近づく感じにみえる
千反田さんと折木の関係も面白いです。
感想
古典部の文集「氷菓」の創刊号が無いことに落ち込む千反田えるさん。
その下を向く千反田さんを見つめる折木。

折木と福部が千反田さんの家に向かおうとしています。
ここで折木は福部に好かれる気はないとバッサリ。
こういう折木のスタンスにもひるまない福部も中々のものです。
千反田さんの家デカイ!!!さすが名家です。


部屋の中にある質の高そうな工芸品や美出品を見て、
さすが「名家は違うなぁ」と感じる折木。
なかなか心を揺り動かさない彼でも、千反田の家のものは凄かった。
という描写だと私は捉えました。


さて、4人集まって、古典部の文集の解読を行います。
その推理で出てきた1シーン。
このアニメの特徴は、こうした推理シーンをどう表現として落とし込んでいくかを
一生懸命描写しているという印象です。
記号的なオブジェを使いながらも、視聴者にわかりやすく説明する姿勢に好感が持てます。

千反田さんの家は広いですね。
さて、千反田さん、福部、伊原の順で、当時古典部ひいては学校で何があったのかを推測。
それぞれの推理は面白い見方ですが、それぞれに矛盾があり、イマイチという感じ。

推理に行き詰ったら、外で話すという場面転換。
悩んでしまうと、もっと楽な感じでこう話すというのはリアリティがあるように感じます。

推理のポイントの一つは、6月と10月の期間。
事の発端は6月のようですが、おじさんの退学がどうも10月らしいと。

おにぎりを握る千反田さん。
こういう握る作画は難しそうだなぁと思いました。



折木は、トイレに行きますが、トイレに行くのも広くて一苦労。
そして途中にあった千反田さんの部屋を見て
一生懸命調べていた千反田さんの事を知って、
折木はトイレで本気を出したようです。
トイレというのがイイですね。
ここで他人の一生懸命さに心打たれて、自分もがんばると決意した折木の
心境変化がポイントかなぁと思いました。
全ての情報を整理した折木はある推理を下します。

折木は6月ごろ、学園祭の期間が5日から短縮されるのに反対した学生達がいて
おじさんは彼らのリーダーだった。おじさん達は色々に戦って
結局、学園祭の期間短縮を阻止した。でも事が収まった10月ごろに
おじさんに責任を取らせたという推理をします。
確かにこれなら納得はいきます。
この推理に嬉しがる千反田さん。

折木は視線は逸らしますが、画面中央で千反田さんの気持ちを受け止めています。
ここでの折木は本気モードだったのでしょうね。
まとめ
4人が青春しながら仲良く問題を推理していくというのはいいものですね。
高校生には高校生なりの問題があって、みんなで知恵と情熱を出し合って
解決していく。そこには恋模様も友達模様もある。
男女合わせて4人の古典部は、これからどういう青春を織り成していくのか楽しみです。
この古典部の活動の中で折木がどう変わっていくのかが、この作品のポイントの一つでしょう。
少女は男の子を変える、という涼宮ハルヒの憂鬱みたいな
テーマを持ちながら、京都アニメーションがどう語っていくか注目です。
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感想
古典部の文集「氷菓」の創刊号が無いことに落ち込む千反田えるさん。
その下を向く千反田さんを見つめる折木。

折木と福部が千反田さんの家に向かおうとしています。
ここで折木は福部に好かれる気はないとバッサリ。
こういう折木のスタンスにもひるまない福部も中々のものです。
千反田さんの家デカイ!!!さすが名家です。


部屋の中にある質の高そうな工芸品や美出品を見て、
さすが「名家は違うなぁ」と感じる折木。
なかなか心を揺り動かさない彼でも、千反田の家のものは凄かった。
という描写だと私は捉えました。


さて、4人集まって、古典部の文集の解読を行います。
その推理で出てきた1シーン。
このアニメの特徴は、こうした推理シーンをどう表現として落とし込んでいくかを
一生懸命描写しているという印象です。
記号的なオブジェを使いながらも、視聴者にわかりやすく説明する姿勢に好感が持てます。

千反田さんの家は広いですね。
さて、千反田さん、福部、伊原の順で、当時古典部ひいては学校で何があったのかを推測。
それぞれの推理は面白い見方ですが、それぞれに矛盾があり、イマイチという感じ。

推理に行き詰ったら、外で話すという場面転換。
悩んでしまうと、もっと楽な感じでこう話すというのはリアリティがあるように感じます。

推理のポイントの一つは、6月と10月の期間。
事の発端は6月のようですが、おじさんの退学がどうも10月らしいと。

おにぎりを握る千反田さん。
こういう握る作画は難しそうだなぁと思いました。



折木は、トイレに行きますが、トイレに行くのも広くて一苦労。
そして途中にあった千反田さんの部屋を見て
一生懸命調べていた千反田さんの事を知って、
折木はトイレで本気を出したようです。
トイレというのがイイですね。
ここで他人の一生懸命さに心打たれて、自分もがんばると決意した折木の
心境変化がポイントかなぁと思いました。
全ての情報を整理した折木はある推理を下します。

折木は6月ごろ、学園祭の期間が5日から短縮されるのに反対した学生達がいて
おじさんは彼らのリーダーだった。おじさん達は色々に戦って
結局、学園祭の期間短縮を阻止した。でも事が収まった10月ごろに
おじさんに責任を取らせたという推理をします。
確かにこれなら納得はいきます。
この推理に嬉しがる千反田さん。

折木は視線は逸らしますが、画面中央で千反田さんの気持ちを受け止めています。
ここでの折木は本気モードだったのでしょうね。
まとめ
4人が青春しながら仲良く問題を推理していくというのはいいものですね。
高校生には高校生なりの問題があって、みんなで知恵と情熱を出し合って
解決していく。そこには恋模様も友達模様もある。
男女合わせて4人の古典部は、これからどういう青春を織り成していくのか楽しみです。
この古典部の活動の中で折木がどう変わっていくのかが、この作品のポイントの一つでしょう。
少女は男の子を変える、という涼宮ハルヒの憂鬱みたいな
テーマを持ちながら、京都アニメーションがどう語っていくか注目です。
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