感想フリットのヴェイガン生活体験研修後編。
病のルゥを助けるためにAGEデバイスの生態コードを
イゼルカントに教えるキオ。
ここで「ありがとうイゼルカントさん」というフリットの言葉が
キオを少しづつ変えていると感じました。
ルゥを薬を飲ませることで、ルゥの体調は少しは良くなり…
そして3人は街を散策し、楽しいひと時を過ごします。
ルゥは最後に街で一番綺麗な景色の場所にキオを連れて行きますが
この光景をキオが見たとき、あんまし感動していないように見えました。
それは単純に地球の光景の方が美しかったからでしょう。
でもこれを口では言えない。ルゥが悲しむから。
微妙な面持ちのキオですが、なんにしてもルゥとの交流はキオにとって大事な時間です。
そんなフリットをダッシュしようとする父アセム。
あっという間にキオを見つけ出してしまいます。
地球側も警備がザルなら、ヴェイガンも同様といったところでしょうか。
(ここは物語をスムーズに流すための措置と見てよいでしょう)
そしてキオは最後にルゥに会おうとしますが…
ルゥは短い命を燃やし尽くしたようです。
でもキオと出会えて幸せだったと兄は言ってくれます。
ただキオにとってはやりきれない思いでいっぱいでしょう。
火星の住人の悲劇を目のあたりにしたキオが
どう変わり、救世主となっていくのか。
このエピソードが物語の厚みになると期待して、
次回も楽しみに見ていきたいと思います。
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