六花さんの妄想に付き合う人がいるとは。
凸守早苗さん。
六花さんのサーヴァントを名乗る彼女は
ますます勇太を悩ませそうです。
今回は六花が見せる妄想戦闘シーンの
作品的位置づけについて考えてみました。
妄想戦闘シーンと日常系の拡張中二病でも恋がしたいを見ていて気になる描写は、戦闘シーンの使い方。
むしろ戦闘シーンを作品世界の中にどう位置づけるか。
この事がとても興味深く映っています。






シーンを見ると、お互い巨大な武器を持ち、互いにぶつかり合うと
キラキラしたエフェクトを発しながら技名を叫ぶなど派手に戦っています。
炎のエフェクトとかマジでかっこいいですね。
(今回の絵コンテ・演出の北之原さんはエフェクトに凝る人)
実際は自分たちに与えられた部室を掃除中にモップでふざけているだけです。
こうした2話でもあった六花達の妄想内で繰り広げられる
戦闘シーンは中二病な彼女達の妄想内で見えている・感じているビジュアルという所に
収めているのが、作品世界観的に上手いなぁと思ってしまいます。
(※大事なのはあの妄想こそが彼女達の真実でもあること)
それは、もしこの戦闘シーンがこの作品内の妄想ではなく
この作品で現実的に起きていることになったら
それはジャンル的にファンタジーやバトルものになってしまい、
ジャンルそのものが変わってしまう。
もっとわかりやすくいえば、日常系ではなくなってしまいます。
でも戦闘シーン自体を全て妄想と処理することで
ド派手な戦闘と日常を上手く同居させている。
いわゆる日常系の空気感を壊さずにです。
さらにいえばいわゆる日常系の作品では見られない
ド派手な戦闘シーンも楽しむことができます。
より精密に言うなら、本作は日常系的な作品に妄想として
妄想戦闘シーン(非日常的)を加えることで
日常系の拡張がおこなわれているのではないでしょうか。
らきすたやけいおんでいわゆる日常系の作品のありようを主導してきた
京都アニメーションですが、本作も基本は平凡な日常を描く作品だと思いますが
ここにヒロイン達の妄想を直接的に見せるという要素を加えることで
日常系でも新しい事ができると、検証しているように見えます。
さらにいえば小説原作からバトルというアニメの花をきちんと表現している意味で
アニメの強みを本作はきちんと提示しているようにも思えるのです。
京アニが本作で日常系のどういうありようを見せるのかは興味深いです。
感想




今回は六花が部活を作りたいために動くという展開になりました。
涼宮ハルヒの憂鬱の初期でもSOS団結成の為にハルヒは動きましたが
ハルヒは長門やみくるちゃんを引っ張ってこられるパワーがあるのに対して
(まぁこの二人は元々ハルヒに興味があるからという側面もありますが)
六花さんの場合はみんなで支えていかないと、勧誘は難しそうです(実際に難しかった)
そして六花さんの眷属として新キャラが登場。
凸守早苗さん。アニメオリジナルキャラクターのようです。
まさか六花さんにガチで付き合えるキャラが出てくるとは。
それにしても髪が絡まって動けなくなるなど、頭のほうは弱いようで。
こうした彼女達に付き合える勇太の包容力は凄いものです。
京都アニメーションの男主人公は、女の子のロマンにきちんと付き合っていて
甲斐性があって偉いなぁと思ってしまいます。
- 関連記事
-
妄想戦闘シーンと日常系の拡張中二病でも恋がしたいを見ていて気になる描写は、戦闘シーンの使い方。
むしろ戦闘シーンを作品世界の中にどう位置づけるか。
この事がとても興味深く映っています。






シーンを見ると、お互い巨大な武器を持ち、互いにぶつかり合うと
キラキラしたエフェクトを発しながら技名を叫ぶなど派手に戦っています。
炎のエフェクトとかマジでかっこいいですね。
(今回の絵コンテ・演出の北之原さんはエフェクトに凝る人)
実際は自分たちに与えられた部室を掃除中にモップでふざけているだけです。
こうした2話でもあった六花達の妄想内で繰り広げられる
戦闘シーンは中二病な彼女達の妄想内で見えている・感じているビジュアルという所に
収めているのが、作品世界観的に上手いなぁと思ってしまいます。
(※大事なのはあの妄想こそが彼女達の真実でもあること)
それは、もしこの戦闘シーンがこの作品内の妄想ではなく
この作品で現実的に起きていることになったら
それはジャンル的にファンタジーやバトルものになってしまい、
ジャンルそのものが変わってしまう。
もっとわかりやすくいえば、日常系ではなくなってしまいます。
でも戦闘シーン自体を全て妄想と処理することで
ド派手な戦闘と日常を上手く同居させている。
いわゆる日常系の空気感を壊さずにです。
さらにいえばいわゆる日常系の作品では見られない
ド派手な戦闘シーンも楽しむことができます。
より精密に言うなら、本作は日常系的な作品に妄想として
妄想戦闘シーン(非日常的)を加えることで
日常系の拡張がおこなわれているのではないでしょうか。
らきすたやけいおんでいわゆる日常系の作品のありようを主導してきた
京都アニメーションですが、本作も基本は平凡な日常を描く作品だと思いますが
ここにヒロイン達の妄想を直接的に見せるという要素を加えることで
日常系でも新しい事ができると、検証しているように見えます。
さらにいえば小説原作からバトルというアニメの花をきちんと表現している意味で
アニメの強みを本作はきちんと提示しているようにも思えるのです。
京アニが本作で日常系のどういうありようを見せるのかは興味深いです。
感想




今回は六花が部活を作りたいために動くという展開になりました。
涼宮ハルヒの憂鬱の初期でもSOS団結成の為にハルヒは動きましたが
ハルヒは長門やみくるちゃんを引っ張ってこられるパワーがあるのに対して
(まぁこの二人は元々ハルヒに興味があるからという側面もありますが)
六花さんの場合はみんなで支えていかないと、勧誘は難しそうです(実際に難しかった)
そして六花さんの眷属として新キャラが登場。
凸守早苗さん。アニメオリジナルキャラクターのようです。
まさか六花さんにガチで付き合えるキャラが出てくるとは。
それにしても髪が絡まって動けなくなるなど、頭のほうは弱いようで。
こうした彼女達に付き合える勇太の包容力は凄いものです。
京都アニメーションの男主人公は、女の子のロマンにきちんと付き合っていて
甲斐性があって偉いなぁと思ってしまいます。
- 関連記事
-