感想今回は青木れいかさんが生徒会長に立候補する展開でした。
元々れいかさんは副会長という設定だったので、シリーズが始まった時から、
このエピソードは組まれることが想定されていたのでしょう。
今回見ていて思ったのは、選挙というのは物語で映えるなぁと思いました。
特にツイッターのTLを見ていても、みんなワイワイPOSTしていたので、
視聴者にとって、特にある程度年を経たアニメファンにとって
選挙というのは面白い題材だと思うのです。
今回は甘い誘惑的な公約を掲げたピエーロ3幹部や
彼らを批判はできるが、自身の方向性は示せないれいかさんの姿は
現実の選挙や政治を思わせるので、いわゆる政治風刺として見ても面白かったです。
特に幹部の甘い公約にすぐ引っかかるモブな生徒は、
我々国民だみたいな感じに置き換えられそうです。
ただ政治風刺というより、むしろ物語的に大事なのは
れいかさんが状況に対して悩んで、答えを出していく過程にあるのでしょう。
途中、ウルフルン達を批判するれいかさんが自身の考えを述べるときに
ウルフルンに「具体的には?」言われて悩みますが、
最後にはれいかさんがきちんと自分の言葉で話せたという物語展開がポイントなのでしょう。
「道」にこだわるれいかさんだからこそ、
道を人に示す困難を知りながら、かつ最後には生徒の前で道を示せた。
このれいかの変遷がポイントだったんだなぁと、感じました。
むしろ「道」を説く上で、
広く生徒に語りかけられる選挙という舞台は
物語上、機能しやすいのだと改めて感じました。
最近のスマプリは前々回がロボットアニメのパロディだったり
今回は選挙というように、なんか色々挑戦しているなぁと思いました。
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