坊主になってしまった一色誠。
さて彼に何があったのでしょうか。
今回は青春の過ち/若気の至りな話でした。
恋に振り回され、クラスの視線を感じながらの
一色誠の態度に共感しました。
若気の至りで坊主になる時が青春にはある!
感想いやー今回の話みたいな若気の至り・青春の過ちを描くような話しは個人的にツボです。
クラスの女子をランキング付けしてしまうのも若気の至りであり
そのランキング付けした手帳を無くして、
その挙句にクラスで査問されてしまい、
最終的に一色誠は罪を背負ったほうがカッコイイという事で責任を取って坊主宣言。

この苦悩極まった一色誠の表情が素晴らしい!
それでいて、坊主になる発言は方便で全然その気はなかったっていうのも
まさに中学的/高校的なメンタリティでとても共感できます。
これは私自身もある経緯があって
中学時代に若気の至りで周りに坊主宣言をしたことがありました。
結局、坊主になりましたが、
「坊主になります」から「えっ本当に坊主になるの?」
みたいな誠の気持ちの変遷もよくわかります。
あと坊主でいえば、中学/高校生って本当の意味で責任を取るのは難しい。
退学なんてなればそれこそシャレにならないですから。
そんな責任の取り方の中で比較的穏便であっても、
責任として感じられるのが坊主という手段だと思います。
繰り返すと今回は中二病というよりも、若気の至りの話しだったのでしょうね。
今までの痛々しさとは別ベクトルな感じです。
六花や勇太が抱えているこの作品の中二病は
頭で考えていたことが表に出ると恥ずかしいという類ですが、
これは特段、他人を傷つけるものではないし見ていて可愛げはあります。
でも誠の件は実際にこの問題が起これば
女性陣からは総スカンされるわけできつい問題でもあったりします。
そして今回のメインは中二病とは無縁の一色誠がメインで、
ヒロインの六花が役回り的にサブに回った事からも
今までの話の風味とはちょっと違う。
このどうしようもない事をしてしまう思春期というのは
私自身がそういう経験をそれなりにしてきた所もあり
勇太と誠みたいなキャラにシンパシーを感じてしまいますね。
さらに責任を取って坊主になった誠を
クラスのメンバーが誠を祝福する最後も気持ち的に分かる。
青春でやっていることの大半は振り返ればくだらないことかもしれませんが
それはそれで思い出として、自身の記憶に残り、
楽しい出来事として振り返られればいいのかなぁなんて思いました。
見ていて、とてもコミカルな動きだなぁ、もしかしてと思ったら
絵コンテ・演出が三好一郎さん、作画監督は植野千世子さん。
この二人のコンビは動きの面では京アニの中で最強の組み合わせだと思います。
植野さんの作画の特徴はデフォルメ感。
モリサマーさんのこの表情とか、良い感じに崩してあります。
個人的には髪のアクセサリーも良い味出していると思います。

あと一番わかりやすく極まっていたのが、
凸守のモリサマーさんへのスライディングですね。
ここは煙の出し方も含めて上手い。
※本当の世界であれば煙はでないので、ここは誇張表現、アニメ特有の嘘ですね。

引いた視線で撮った二人のどつきあいもよく動いています。
あとは

このレイアウトはすんごくグッときましたね。
とても意味深な感じが伝わってきて良かった。
実はこのシーン以降において
一色誠の所業がバレて苦労していくことになるので
まさに踏切を渡った先が、今回の分岐点とも言えますね。

あとこのシーンもいい。
誠が坊主になるというお間抜けなシーン、でもシリアスなシーンなのに
手前にある魔方陣がこの状況をややこしくする。
中二病と若気の至りの過ちが交差するようなレイアウト。
魔方陣とキャラの画面の収まり具合が半端なく上手いです。
三好さん=木上さんも植野さんも上手いなぁと改めて思った次第です。
今回の中二病でも恋がしたい!は、晴れでした。
来週のアニメ天気予報、中二病でも恋がしたいは!晴れ時々曇りでしょう。降水確率は20%です。
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感想いやー今回の話みたいな若気の至り・青春の過ちを描くような話しは個人的にツボです。
クラスの女子をランキング付けしてしまうのも若気の至りであり
そのランキング付けした手帳を無くして、
その挙句にクラスで査問されてしまい、
最終的に一色誠は罪を背負ったほうがカッコイイという事で責任を取って坊主宣言。

この苦悩極まった一色誠の表情が素晴らしい!
それでいて、坊主になる発言は方便で全然その気はなかったっていうのも
まさに中学的/高校的なメンタリティでとても共感できます。
これは私自身もある経緯があって
中学時代に若気の至りで周りに坊主宣言をしたことがありました。
結局、坊主になりましたが、
「坊主になります」から「えっ本当に坊主になるの?」
みたいな誠の気持ちの変遷もよくわかります。
あと坊主でいえば、中学/高校生って本当の意味で責任を取るのは難しい。
退学なんてなればそれこそシャレにならないですから。
そんな責任の取り方の中で比較的穏便であっても、
責任として感じられるのが坊主という手段だと思います。
繰り返すと今回は中二病というよりも、若気の至りの話しだったのでしょうね。
今までの痛々しさとは別ベクトルな感じです。
六花や勇太が抱えているこの作品の中二病は
頭で考えていたことが表に出ると恥ずかしいという類ですが、
これは特段、他人を傷つけるものではないし見ていて可愛げはあります。
でも誠の件は実際にこの問題が起これば
女性陣からは総スカンされるわけできつい問題でもあったりします。
そして今回のメインは中二病とは無縁の一色誠がメインで、
ヒロインの六花が役回り的にサブに回った事からも
今までの話の風味とはちょっと違う。
このどうしようもない事をしてしまう思春期というのは
私自身がそういう経験をそれなりにしてきた所もあり
勇太と誠みたいなキャラにシンパシーを感じてしまいますね。
さらに責任を取って坊主になった誠を
クラスのメンバーが誠を祝福する最後も気持ち的に分かる。
青春でやっていることの大半は振り返ればくだらないことかもしれませんが
それはそれで思い出として、自身の記憶に残り、
楽しい出来事として振り返られればいいのかなぁなんて思いました。
見ていて、とてもコミカルな動きだなぁ、もしかしてと思ったら
絵コンテ・演出が三好一郎さん、作画監督は植野千世子さん。
この二人のコンビは動きの面では京アニの中で最強の組み合わせだと思います。
植野さんの作画の特徴はデフォルメ感。
モリサマーさんのこの表情とか、良い感じに崩してあります。
個人的には髪のアクセサリーも良い味出していると思います。

あと一番わかりやすく極まっていたのが、
凸守のモリサマーさんへのスライディングですね。
ここは煙の出し方も含めて上手い。
※本当の世界であれば煙はでないので、ここは誇張表現、アニメ特有の嘘ですね。

引いた視線で撮った二人のどつきあいもよく動いています。
あとは

このレイアウトはすんごくグッときましたね。
とても意味深な感じが伝わってきて良かった。
実はこのシーン以降において
一色誠の所業がバレて苦労していくことになるので
まさに踏切を渡った先が、今回の分岐点とも言えますね。

あとこのシーンもいい。
誠が坊主になるというお間抜けなシーン、でもシリアスなシーンなのに
手前にある魔方陣がこの状況をややこしくする。
中二病と若気の至りの過ちが交差するようなレイアウト。
魔方陣とキャラの画面の収まり具合が半端なく上手いです。
三好さん=木上さんも植野さんも上手いなぁと改めて思った次第です。
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