感想リタ・エインワーズさんがましろをイギリスに連れ戻しにやってくる話です。
そしてリタの「ましろは画を描いていたほうがいい」という主張に
美術展であったましろの画を見て空太も共感しながら終わりました。
リタというのはイギリスのましろ当番という意味で
過去の空太ポジション的な世話をましろにしていたのでしょう。
でも今のましろはさくら荘の住人。
なので、ましろに対する二人のポジションは簡単に区分けするなら
リタ→絵画をやらせたい・過去のましろのパートナー
空太→マンガを描くことを応援・現在のましろのパートナー
となるでしょう。
ここで私が面白いなぁと思ったのは、
今回、空太の部屋のふすまにましろが描いた絵、まさに屏風絵ですが
この時には空太はましろは画を描いていたほうがいいとは思わず
美術展でましろの画を見た時は画を描いたほうがいいと思ったこと。
むしろ屏風絵を見た時はおぼろげに抱いていた感情が、
最後の美術展の絵ではっきし意識してこう思ったのか。
一方でましろの連載漫画は楽しみにしているとメールをする空太。
漫画と画というましろの二つのフィールドに対する空太の揺れ動く気持ちが面白い。
対して当人のましろは何一つブレていないように見えますが
あんましましろは内面を描く描写がない(たぶんさせていない)ので本心はわからず。
イギリスで画をやったほうがいいのか
それともさくら荘に留まった方がいいのか。
空太はましろをどうしたいのか。次回以降のポイントです。
- 関連記事
-