2chに投稿された小説のアニメ化。
現代を模した社会経済の
構造を描く作品のように見えました。
狼と香辛料を髣髴とさせる
小清水亜美と福山潤のコンビ。
高橋丈夫監督の画面作りにも注目です。
感想
勇者と魔王の会話劇が面白かった1話。
会話の内容も、会話の見せ方も面白かったです。
まず原作について。
タイトル名だけは小説化された時からよく聞いていた作品でしたが
2chの投稿からスタートした作品だったようです。


キャラクターの主軸は、
ドラゴンクエストⅢ的な勇者
おっぱいプルンプルンで可愛い魔王。
この二人が新しい世界を旅していく作品になりそうです。
さて世界観の説明。
人間と魔族が激突する戦争が、両者の衰退を招くどころか
社会・経済・政治の安定と繁栄をもたらしているという
魔王の説明には説得力を感じてしまう世界。
おそらく今生きている我々現実世界にある戦争や紛争が
こうした一定の秩序や経済に一役買っている事を鏡のように映した世界観といえるでしょう。
基本的な内容は魔王が勇者を諭していき、勇者は反発しつつも、魔王の意見に納得していく。
そして魔王からの求愛を勇者が受け入れていくという所で今回は終了です。
魔王と勇者、小清水亜美さんと福山潤さんでしたが
多くの人は狼と香辛料のホロとクラフト・ロレンスの二人を思い出すでしょう。
監督も狼と香辛料を手がけていた高橋丈夫さん。
高橋丈夫さんといえばレイアウトが上手い方という印象ですが
今回も魔王と勇者の会話劇という極めて限られた内容の中で
飽きさせない、面白みのある画面と、会話劇を巧みに演出していたと思います。
3Dでカメラを回す、魔王のおっぱいで気を引かせる、背景の力で画面を見せるなど
ただの会話劇一辺倒にならないように、趣向を様々に拵えていたと思います。


特に要所要所で魔王のおっぱいを強調することで、飽きが来ないように演出しています。
小清水さんと福山さんの芝居、そしてこの芝居の舞台を段取った高橋さんの演出が
見事に光った1話ではないかと思います。

個人的に好きだったのが、この手の絡み。
そして個人的にはドラクエのパロディっぽいところがあったのが良かったです。
特に魔王が交渉材料に「世界の半分をやる」を言ったところは
ドラクエⅠでボスの竜王が勇者に持ちかけた有名な提案のパロディなのでしょう。
今後も他のRPG含めて、小ネタが出てくるのかもしれませんね。
- 関連記事
-
感想
勇者と魔王の会話劇が面白かった1話。
会話の内容も、会話の見せ方も面白かったです。
まず原作について。
タイトル名だけは小説化された時からよく聞いていた作品でしたが
2chの投稿からスタートした作品だったようです。


キャラクターの主軸は、
ドラゴンクエストⅢ的な勇者
おっぱいプルンプルンで可愛い魔王。
この二人が新しい世界を旅していく作品になりそうです。
さて世界観の説明。
人間と魔族が激突する戦争が、両者の衰退を招くどころか
社会・経済・政治の安定と繁栄をもたらしているという
魔王の説明には説得力を感じてしまう世界。
おそらく今生きている我々現実世界にある戦争や紛争が
こうした一定の秩序や経済に一役買っている事を鏡のように映した世界観といえるでしょう。
基本的な内容は魔王が勇者を諭していき、勇者は反発しつつも、魔王の意見に納得していく。
そして魔王からの求愛を勇者が受け入れていくという所で今回は終了です。
魔王と勇者、小清水亜美さんと福山潤さんでしたが
多くの人は狼と香辛料のホロとクラフト・ロレンスの二人を思い出すでしょう。
監督も狼と香辛料を手がけていた高橋丈夫さん。
高橋丈夫さんといえばレイアウトが上手い方という印象ですが
今回も魔王と勇者の会話劇という極めて限られた内容の中で
飽きさせない、面白みのある画面と、会話劇を巧みに演出していたと思います。
3Dでカメラを回す、魔王のおっぱいで気を引かせる、背景の力で画面を見せるなど
ただの会話劇一辺倒にならないように、趣向を様々に拵えていたと思います。


特に要所要所で魔王のおっぱいを強調することで、飽きが来ないように演出しています。
小清水さんと福山さんの芝居、そしてこの芝居の舞台を段取った高橋さんの演出が
見事に光った1話ではないかと思います。

個人的に好きだったのが、この手の絡み。
そして個人的にはドラクエのパロディっぽいところがあったのが良かったです。
特に魔王が交渉材料に「世界の半分をやる」を言ったところは
ドラクエⅠでボスの竜王が勇者に持ちかけた有名な提案のパロディなのでしょう。
今後も他のRPG含めて、小ネタが出てくるのかもしれませんね。
- 関連記事
-