
つかさが自分のケータイの番号がわからず、いろいろやってる動作が可愛かった。
今までもずっとそうでしたけど、角川の宣伝アニメですね。
しかし、らき☆すたはただの宣伝に留まらない点が秀逸。
それは登場人物たちがアニメのキャラなのに現実にあるマンガやアニメを語る点。
それが劇中劇という効果ではなく、視聴者に何ともいえないリアリティを与えてしまう事。
ナデシコでもゲキガンガーを使ったけど(これも角川)それとは違う。
ゲキガンガーにはその劇中劇を通して何か訴えたいための装置ではあったが
らき☆すたにはそうした訴えたいという意図は無い。
ただ架空のキャラであるはずのこなた達が現実にあるアニメやマンガについて、
それも「発売日が近い」とか現実的な言動をすることによって
視聴者はこなた達の世界が現実世界に近づくような錯覚を覚え、
上手く視聴者にリアリティを提供しているなぁと思う。
うまく言えないけど、中身よりもその構造に注目してほしいなぁと。
こうした演出を明らかに確信犯としてやっていて京アニは、
作画やクオリティ云々より、こうした手練手管が評価される
べきだと思う。
- 関連記事
-