高品有桂さんの凛とした作画修正
今週で終わってしまった僕は友達が少ないNEXT。
はがない2期の見所の一つといえば
前期では衣装デザインだった高品有桂さんが
今シリーズから、総作画監督として加わったことだろう。
織田信奈の野望で大ブレイクした高品さんの絵の魅力は留まるところをしらない。



最終話では理科の作画に対する修正がすごくよかった。
ぷにっとしたほっぺたのラインが、可愛らしい。
高品さんの修正が入ると、理科が凛とした美しさと艶を兼ね備えた存在のようにもみえる。
はがない2期は、理科の為にあったシリーズのようにも思えるが
最終話の美麗な理科は、小鷹に立ちはだかるラスボスとしての威厳を十二分に示し
シリーズのクライマックスに相応しい存在に仕上がっている。
1期の頃は、理科の良さがわからなかった。
でも2期では小鷹を一途に思いながらも、本音は隠しつつ、
一方では小鷹の本心を見抜きつつ、小鷹の為に動く理科の姿は、私の中ではヒロインだった。
そんな理科をビジュアル面で支えた、高品さんの修正がとても良かった。
もちろん、福圓さんの気合入った演技も、
理科というキャラを大きく支えている。
あおきえいさん、ほしかわたかふみさん、島津裕行さんの参加による
はがないワールドの拡張
そんなはがない2期も終わってしまったが、
2期ではほしかわたかふみさんやあおきえいさんといった
実力派の演出家さんも参加したのが、見ものだった。
また、いたるところでコンテを切りまくる島津裕行さんが
1話と最終話のコンテを切り、最初と最後で美少女アニメのあり方をきちんとキメてみせる。
一方で、監督の喜多幡徹さんはコンテを切らないというのも、珍しいなと思った。
高品さん、ほしかわさん、あおきさん、島津さんといった
前期では見られなかったスタッフが参加したことで
新たなアニメでのはがないワールドが構築できたと思う。
さて、3期があるかどうかは、わからないが、
もし続くのであれば面白いアニメになる事を期待したい。
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