革命機ヴァルヴレイヴ4話。
時縞ハルトと学園を裏切ろうとするフィガロ議員のやり取りが
「OVERMANキングゲイナー」の1話のゲイナーとアデットさんのやり取りを彷彿とさせた。
時縞ハルト「大人のくせに恥ずかしいと思わないんですか」
フィガロ議員「全然。大人だからね。」
このやり取りがヴァルヴレイヴ。
ゲイナー「大人のやることか!」
アデットさん「大人だからやれんだろ!」これがキングゲイナー。
ヴァルヴレイヴもキングゲイナーもシリーズ構成・脚本は大河内一楼さん、
という意味で、極めて大河内さんらしい大人と子供のやりとりではある。
汚い事を大人だという理屈で正当化する事に反発する少年という構図を
両方の作品で用いているのがわかる。
少年の想いが、大人の欺瞞を、そして世界を曝くのであろう。
話は変わるが、もしキングゲイナーとヴァルヴレイヴを繋げるとするならば
キングゲイナーのエクソダスとはヴァルヴレイヴの革命であるともいえるだろう。
ただエクソダスは元々住んでいた場所からの移動がポイントであるのに対し、
ヴァルヴレイヴは今まで住んでいた場所に留まる事がポイントになるので
この移動する、踏みとどまるの差はあるのかもしれない。
さらにいえば、キングゲイナーではゲイナーとゲイン
ヴァルヴレイヴではハルトとエルエルフというように
少年二人好対照な男二人を中心において物語を作劇している点も共通点だ。
さらにいえば、大河内さんが手がけたコードギアスも
ルルーシュとスザクという二人の少年を中心にしている。
(※この辺りは最近のサンライズの傾向でもあるのかも。)
その意味でサンライズの過去のロボットアニメとの比較も面白そうだ。
- 関連記事
-
こりゃ深刻なトラブルをこっ恥ずかしく解決とか期待していいのか、そんな素直な展開はならないのか…