はじめに
翠星のガルガンディア5話を視聴。結論からいうと、すごく良かった。
それは人とロボットを生活でつなぐ描写があったからである。
端的にいえば、チェインバーが焼肉の鉄板代わりになっているシーンがすごく良かったのだ。
戦うだけがロボットではない、生活の一部でもある事を感じさせてくれる描写
「黒いなぁ」という言葉が予感させた、焼肉用の鉄板役になったチェインバー。


今回はレドが働こうとして、
働き場所も働く適性もないながらも、みんなの役にたとうと奮闘しつつも、
一方のチェインバーもチェインバーなりにみんなの生活に役立っている。
レドもチェインバーも今の生活に馴染みだした意味で、
二人は人とロボットと形は違えども、立場は一緒であることを感じさせる名描写だった。
生活で使われるロボットとしての∀ガンダム、そしてチェインバー
そしてロボットを日常生活に使ったアニメといえば、∀ガンダムだ。
∀ガンダムは、8話「ローラの牛」で牛を運び、
21話「ディアナ奮戦」ではシーツを洗濯した。


戦争で使う兵器としてのロボット/戦争としてのロボットアニメを描き続けた
富野由悠季さんが、機械は戦争ではなく生活にこそ使うのだと至った境地。
∀ガンダムは、ガンダムを兵器としての意味から解放し、
生活道具として位置づけ、この文脈でガルガンディアの焼肉鉄板描写があると感じる。
おわりに
生活に使われるロボットを描いた意味では、ガルガンディアは戦いだけではなく、
あの世界に住む人々の生活や考え方を描きたい意志を感じる。
これを描くことで、ひいては世界観を世界を描くことにも繋がっていくと思う。
ロボットは戦う為に基本存在するので、日常生活の部分を描くと
ロボットが出てこなくなってしまう作品が多いのだが、
こうした人とロボットを日常生活で繋げる描写、
ロボットを生活道具をして用いる描写があることで、
人・ロボット・生活がきちんと繋がりをもって描けるのだと思う。
おまけ~水着回
今回は水着回としても凄くよかった。眼福であり快楽天だ。


このムチムチ感は最高ですよ。
ハナハル絵が動く!ガルガンディアの醍醐味!!
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最近のアニメは放送終了後に評価が定まってから観るようにしてるのですが、久々にリアルタイムで見たくなったのがガルガンディアです
そうか、ターンAか!
でも焼肉はちょっとかわいそうでしたね
僕は「SPTレイズナー」を思い出しました
ファーストコンタクトといい、ゆっくりとした展開がレイズナーっぽい
女の子たちは「ナディア」かな
過去の名作アニメの遺伝子をうまく生かしてほしいですね
2週連続で戦闘シーンなし!
作画力を溜め込んでいるのでしょうか
どこかで作画の力を爆発させるとにらんでおります