あいうらの机が横に長い、もしくは見なれない形ということに気づき
前に
あいうらの机問題を考えるという記事を書いた。
今回はこの記事を書いた後に教えていただいた情報を交えて考えたい。

まずはてぶのコメント欄から、
この机はクリエイティブテーブルではないかという指摘が入った。


これがクリエイティブテーブル。確かに近い形だ。ただ引き出しがない。
またコメントを頂いたfaiさんからは、あいうら机の近い形の商品URLを教えてもらった。

参考URL:
http://www.tradekorea.com/product-detail/P00025361/HI_SCHOOLSET_006.htmlおぉ確かに。
また、
ぬるオタが斬るの管理人、西尾西男さんから頂いたコメントによると、
「あいうら」はスタッフつながりで「ねらわれた学園」の美術設定を流用しているという噂があったので、「ねらわれた学園」のポスターやロングPV(1:48あたり)を確認して見たところ、同じような机を使っているように見えました。
ということだ。
関連動画:『ねらわれた学園』ロングPV
PVを1:48秒から見てほしい。確かに形はあいうらに似ている。
両作のスタッフも監督の中村亮介さん、細居美恵子さんなど共通している。
今回でわかったことは、
・あいうら、ねらわれた学園の学校で使われている机の形は
クリエイティブテーブルというものに近い
・あいうらはねらわれた学園の美術設定を流用している可能性があるということだ。
ちなみにねらわれた学園もあいうらの美術監督も、ともに金子英俊さん。
流用している可能性はあるといえるだろう。
貴重なコメントを寄せて頂いたfaiさん、西尾西男さん
そしてみなさま。ありがとうございます。
最後に6話は学校の机描写はなし。
先生の机と奏香の弟の机は描写された。
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中村監督作品はこれまで「魍魎の匣」、「青い文学 走れメロス」、「Perfect Day」、「ねらわれた学園」そして「あいうら」とありますが、原作をほぼ忠実に描いた「魍魎の匣」を含め舞台はすべて神奈川県、とくに魍魎以外は江ノ電周辺です。
具体的にはメロスの主人公高田の家から相模湾を望むシーンはあいうら4話を彷彿とさせますし、奏香が猛ダッシュした坂はねらわれた学園の主人公たちの通学路に似ています。
また、2話で登場する正面玄関(ねら学公式サイトで見られます)や手洗い場はねらわれた学園と同じ(下駄箱の形は違います)ですし、3話Cパートの池も同様にねらわれた学園の中庭と同じ美術です。
ほぼ全般にわたって流用しているため超少人数での作画でも緻密な画面構成になっているかと。
加えて演出面でいうと、物語冒頭で桜が散ることが多いという点も共通しています。
女子高生のフェチ関連については「SCHOOLGIRL COMPLEX」や「絶対領域」などの写真集を参考にしたそうですよ。
以上はねらわれた学園のガイドブックに過去作を含めて詳しい記述があるので参考になるかもしれません。
監督は先日のねら学イベントでは三点透視を用いたパースによる画面構成の方が好きだと話をしていましたが、今回のあいうらでは違った画面構成もあるのでそこも面白いかと。