俺の妹がこんな可愛いわけがない。9話を視聴
京介と桐乃が失踪し連絡がつかなくなった黒猫を探し、黒猫に真意を問いつつも、
実際には京介や桐乃の真意もあらわになっていったのが9話のメイン展開。
お互いの本音がどんどんエスカレートしていきながらも、
桐乃も黒猫も京介が好きだってことがわかっていく、
今シリーズの一つのクライマックスともいえる名エピソード。




今回、黒猫を探しに行った先は、群馬県の草津温泉だった。
温泉街の中心部に湯畑があるのが草津温泉の特徴だろう。
さて気になったのが、なぜ今回の舞台が草津温泉である必要があったのか。
早速、今回の物語のテーマに連想させて
「草津温泉 恋」と検索をかけてみたら、以下のような単語が見つかった。
お医者様でも草津の湯でも、恋の病は治りゃせぬ(参考:
草津節)
どうやらこれは草津温泉にちなんで生まれた草津節という民謡の一節。
元々、恋にまつわる話題/恋の病が草津温泉にあったのが、
今回の俺妹9話の舞台に選ばれた理由だろう。
恋の病。
黒猫が抱える恋の病。
桐乃が抱える恋の病。
京介が抱える恋の病。
問題の全てが今回で解決したわけでもないが、
それぞれに抱える恋の病の問題をぶつけ合い、
お互いの関係が進展したのが今回の醍醐味だろう。
そして、恋の病は治らない、といっている草津節だが、その後には
惚れた病も治せば治る好いたお方と添りゃ治るなんて唄っていたりする。いかにも民謡らしいおおらかさだ。
京介は一体誰を添い遂げるのだろうか。今回は以上。
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