友人宅で女王騎士物語の最終話を見ました。
僕自身は本編を全く知らないので、何とも言えないのですが、
月刊誌で単行本が12巻まで出てる事。
ネットでも話題になってたのでそれなりに固定ファンはいる事を考えると
ファンにとってはキツイ終わり方だったのは間違い無い。
ただマンガの内容が今まで貯めて置いた伏線・展開を全て凝縮させ、
見事なまでのラストスパートを翔けてたのはかっこよかった。
最終話だけで単行本2巻ぐらいできそうなぐらい密度の高い内容で
凝縮に凝縮を重ねたものだったので、初見の僕でもぐいぐい引き込まれたなぁ。
最近壮絶な打ち切りを飾った「ローゼンメイデン」と対照的だったのは
ローゼンの最後の展開が迷走気味でやる気が欠けていたのに対し
女王騎士は打ち切りを肯定的に受け入れ、ページ数のある限り
マンガを描ききり見事に燃え尽きた感じだ。
僕はガンガンでのこの作品の位置づけも良くわからないのですが、
打ち切りの原因を勝手に想像すると
① それなりに人気作ではあったが、あえて打ち切った
② 人気作だったが、最近は尻すぼみだった
こんな想像をしてしまう。多分当たってないだろうけど。
ジャンプの10週打ち切り漫画に匹敵するぐらい、壮大な打ち切りでしたけど、
余りのすがすがしさにちょっと初見ではびっくりしました。
丸川トモヒロ先生の次回作に期待します。
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