有頂天家族の3話を視聴。
井上俊之さんらしい作画を存分に堪能できた。眼福。
個人的には弁天が海に飛び込むシーンは、
攻殻機動隊の草薙素子さんのスキューバのシーンを思い出した。

(有頂天家族)

(攻殻機動隊、原画:井上俊之)
あとP.A.WORKSの作品に井上さんが参加したのはとても意味深い。
それは井上さんは人狼、メダロットでP.Aの社長である堀川憲司さんと仕事をしたこと。
そしてP.A.WORKSのHP内のアニメランナーには
井上さんのインタビューがあるからである。
(参考)
アニメランナー 第2回 井上俊之 業界トップアニメーターに聞く-アニメーターの養成について-堀川社長が井上さんにアニメーターについて聞いたインタビューを
自社のHPに掲載している意味。
それは、堀川社長がP.A.WORKSに所属するアニメーターには
井上さんのようになってほしいという願いがあるからだろう。
押井守監督から演出家いらずと言われるほど演出の意図を組み、
パーフェクトなアニメーターとも評される井上さん。
堀川さんは井上さんのようなアニメーターを自社から輩出したい気持ちもあり
インタビューを載せているのだろう。
そんな事を考えながら有頂天家族を見ていると、
井上さんがP.A.WORKSのスタッフにアニメーションのお手本を実践してみせたのが
有頂天家族の3話だと思うと、なんだか感慨深いものがある。
技術も心意気も次代へと継承される。
井上さんのアニメーションも次代へ継承してほしい。
- 関連記事
-