キルラキル1話。
今石監督、中島かずきさん脚本、トリガー制作と聞くだけで
見る前からおおよそのイメージを思い浮かべる。
そして実際に見ても、事前に思い浮かべたイメージに近いものではあったが
このテンションで突っ切ってしまうのはやっぱり凄いと思った。
高密度で過剰な情報量に溢れた画作り。
良く動く、いや動きすぎるキャラクター。
モブの多さ、描写の過剰さ、半端をせずに徹底的に描く。
緩急をつけずに、全部が見せ場と言わんばかりの展開。
金田さんのようにデフォルメを効かせた派手なアクション。
出崎さんを思わせる光の使い方やキャラクターを映す演出。
Aプロ作品に出てきそうなモブ達。
島本和彦さんの炎の転校生を彷彿とさせる世界観とテンション。
今石さんと中島さんは、また濃いものを混ぜ込んで
自分たちの作品を作り上げようとしているなぁと思った。
そんな見所に溢れたキルラキルだが、
私の中での最大の見所は、

蛇崩乃音役の新谷真弓さんである。

彼氏彼女の事情の芝姫つばさ役がとにかく鮮烈だった。

フリクリのハルハラ・ハル子も強烈なキャラだった。
(ちなみにこのキャプのハル子の原画は今石さんだと思う)
そんなガイナックス作品で光っていた新谷真弓さんが、
ガイナックス出身者で作られたトリガー作品で久しぶりに顔を見せる。
その事実だけで胸を時めかせてしまう。
そして久しぶりに新谷さんの声を聞いて、
「あぁ新谷さん」だと思った次第。
もしかすると蛇崩乃音は、主人公の纏流子と戦うかも。
何にしてもキルラキルは新谷さんの声が聞ける意味で楽しみな作品だ。
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