新作ガンダムアニメ。
記事のタイトル通り、こういうガンダムが見たかった。
もしくは私が見たい映像に満ち溢れていた1話だった。
まずメカアクションが最高。
ウィングガンダムが、ギャンが、1stガンダムが、メッサーラが、ディジェが
今の絵柄・解釈でデザインされた作画でよく動く。もちろん手描き作画。
ガンダムは、手書き作画によるアクションが醍醐味だ。
何にしても、今までのMS達が登場するのがたまらないし、
今後も色々登場するのかと思うと、胸がワクワクする。
MSの動かし方も、MSが速すぎないよう目で追えるスピードにしつつ
見栄やハッタリの効いた絵を所々に入れるのが良かった。
ここら辺は、SEED→00→AGEの流れを踏襲しているのだろう。
またガンダム作品の多くは戦争が舞台である為、多勢と多勢を描くのだが、
本作は、戦いの基本である1対1がメインになっている。
この1対1こそ、1stのガンダムとグフの戦いのように、ガンダムの原点回帰なのかもしれない。
特に最後にビームサーベルを取り出し、ギャンを斬るシーンは本当にかっこよかった。
キャラクターも面白い。プラモ作りは上手いが、ガンプラバトルは不得意なセイ。
日本的な常識があんまし無いが、セイの父親にも似たガンプラの扱いをするレイジ。
二人の凸凹コンビの掛け合いは魅力的であり、かつ共感しやすいキャラのように見える。
他にも可愛いお母さんや、ラルさんが良かった。

大張正巳さんが、セイのお父さんが操る1stガンダムを動かすシーンの原画を担当。
今までのロボットアニメを牽引した大張さんが、1stガンダムを描くことで
若手に対して次代へのロボットアニメを繋ぐ架け橋役になったとも思えた意味で
中々に感慨深いシーンであり、単純に大張さんの1stガンダムが見られたので嬉しい。
ガンダムはかっこよさとは何かを表現してほしいジャンルだと思っている。
それは見た目のかっこよさ、強いことでのかっこよさもあるが
何より少年達の勝ちたい、強くなりたい心の純真さをカッコよく描いて欲しい。
こうした少年達の気持ちをどうガンダムを通し発現していくのがを見てみたい。
まとめ
ガンダムビルトファイターズがどんなかっこよさを発信していくのか。
1話を見た限りこの路線が続いてほしいと思うので、
商業的にも成功して欲しいと願うのみである。
果たしてプラモは売れるのか、子供からの人気は得られるのか。
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