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自己紹介を見る面白さについて 

ネット上にある、自己紹介を見るのは面白いです。
特に自己紹介の項目にある、好きな作品、好きな作り手などの
「好きな○○」を見るのが好きです。

絵描きさんのサイトでは、どんな絵描きさんが好きなのか。
アニメーターさんやアニメーターになりたい方のサイトなら
どんなアニメーターや絵描きさんが好きなのか。

アニメ好きならどんなアニメが好きなのか。
マンガ好きならどんなマンガが好きなのか。

例えば絵描きさんのサイトだと、
その絵描きさんが他のどの絵描きさんが好きなのかがわかると、
その方の絵柄の成り立ちというか、絵のルーツがわかる時もあります。
こうしたルーツなり、その人となりがわかるのが面白いです。

また、学生時代に所属していたサークルでは、
新入生歓迎の時期には、新入生も在校生も自己紹介を書き、
それらを集めて自己紹介のコピー本を作っていました。
そしてコピー本を見ながら、新入生達と談笑することができた点でも
自己紹介のコピー本は、コミュニケーションのキッカケになるものだと思いました。


しかし最近は、自己紹介を見ることが少なくなりました。
そんな時、ある同人誌を見ていたら、再び自己紹介の面白さを発見する機会に巡り会えました。

ある同人誌とは、私の同人仲間のたつざわさんが主催する
アニメマンガ評論刊行会の同人誌「アニバタ」です。
「アニバタ」では執筆者の好きな作品やキャラクターを掲載する項目があります。
これが見ていてとても面白いのです。
 
それはこの執筆者はこの作品が好きだから、こういう記事を書いているのかなど、
自己紹介から執筆者の人となりがわかるのが、面白いのでしょう。

読者側からすれば、執筆者との距離感を近づけて
より面白く記事を読める効果に繋がっていると思います。
この点で「アニバタ」の自己紹介の項目は、
企画した人は、上手い着眼点だなぁと思いました。

その意味で自己紹介を見る面白さは、
自己紹介とその自己紹介者が表現する何か(絵でも音楽でも文章でも)
のセットにあると思いました。

ただの自己紹介ではなく、表現したいものがあってこそ自己紹介が生きる。
そんな事を「アニバタ」の自己紹介は私に気づかせてくれたのだと思います。
 
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[ 2013/11/11 19:44 ] コラム | TB(0) | CM(0)
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