「中二病でも恋がしたい!戀」 2話を視聴。
2話の最後で、昼には回らなかった風車が夕方には周るシーンを見て
本作は「回転」が重要な描写、もしくはモチーフなのではないかと思った。
今回は「回転」から「中二病でも恋がしたい!戀」を見てみたい。
回転し続けるOP
そもそもOPからして回転の描写のオンパレードだ。

インパクトある、タイトルロゴを回転させる演出。

魔法陣を腰を振って回転させている六花。




魔法陣が回転するように、キャラクターも回転。




こちらもキャラクターが移り変わっていくとともに、魔法陣が回転している。




OP、最後のあたりで、キャラクターをグイグイ回している。
以上、OPでは特に4人の女の子が魔法陣にいる時は
ほぼ何かしら、カメラもしくはキャラクターを回転させている事がわかる。
これは映像的な見栄えを試みたものでもあるのだろうが、
タイトルロゴまで回転させたとなると、作品自体に「回転」が重要なテーマがあると勘ぐってしまう。
特に本作は「戀」という単語が付け加わっただけに、
「戀」に関することと「回転」が関係するのかもしれない。
今後の展開も踏まえて注目していきたい。
2話の回転描写
本編、2話で目立った回転の描写はこちら。


勇太と風鈴の会話の切り返しでは、カメラがめまぐるしく回転するかのように動く。

そして勇太は風鈴を追い掛け回す。
モリサマーさんを中心に、回転する二人。

そして後半のクライマックスといえる風車の回転。
物語の展開を踏まえて考えてみれば、
この風車の回転は二人の恋が少し前進した事を意味するとも捉えられる。
もしくは二人の関係自体が回っている、
堂々巡りも意味も含めて、
同じことを繰り返しているのではという、見方もできるだろう。
回転の石原立也さん
さて中二恋のOP、そして2話のコンテは監督の石原立也さんだが、
石原さんは他の作品のOPでも回転を使った演出を試みている。

けいおん!2期の1つめのOP。
このカメラの動かし方、回転は多くの人にインパクトを与えたであろう。

日常の1つ目のOPでも3人を回している。
回転させる演出は石原さんが好きなのかもしれない。
まとめ
2期もまだ2話の段階なので、
「回転」がこの作品においてどのような意味があるかを検討つけるには
まだ材料が足りないと感じたが、今後の描写も見つつ考えていきたい。