「クロスアンジュ」3話を視聴。
本作は潔いまでにエロとグロで貫いていると感じた。

キャラクターは容赦なく、アンジュを追い詰めるようにグロイ感じで死ぬ。

際どいアングル。

おもらし。

戦い終わった後は、興奮のあまり乳首が立つ。
エログロの見本のような展開だった。
一方で、3話まで見ていて思ったのだが
本作はこうした描写もアンジュというキャラクターを
徹底的に描くための作劇のようにも感じる。
司令のきつい言葉も、アンジュの心を抉るかのように死ぬ人たちも
全部アンジュを描くために行われている。
その意味ではアンジュ=世界そのものという見せ方で物語が作られている。
それはアンジュが見たものが全てという、画作りでもわかってくる。
つまりまずアンジュというキャラクターがいて世界が作られるタイプの作品であり
よってアンジュというキャラをどう受け入れるかが、
この作品への評価の仕方にも繋がると感じた。
(※ガンダムSEEDもまずキラというキャラが中心という意味でも同系統の作品)
そんなアンジュも生きるために何でもするといいつつ、
一度は捨てたプリンを食べようとするが
(生きるために、もしくは死んだ者の弔いを込めてという気持ちもあるだろう)

「不味い」と言うあたり、アンジュというキャラクターの核が見える。
髪も切って生き方は変わったが、変わらない部分もあるということだろう。
3話は福田己津央さんコンテ、メカ演出と
福田さんが思っていた以上にガッツリ本作に関わっている事がだんだんわかってきた。
クリエイティブプロデューサーという肩書きだが、
実際は総監督と言っても良いのかもしれない。
- 関連記事
-