昨日以下のようなツイートをした。

参考画像:ドラゴンクエストⅢ


参考画像:ファイナルファンタジーⅢ
ドラクエⅢのギアガの大穴に落ちた後に広がる世界が、アレフガルドだったこと。
ファイナルファンタジーⅢの浮遊大陸を出た後の世界が、水没していたこと。
この二つは私のゲーム体験の中でも忘れられない瞬間であり、
ゲームから世界の広さと(疑似体験ながら)冒険の面白さを教えてくれた。
ドラクエⅢは、Ⅰ・Ⅱとプレイしてきて、アレフガルドという土地と名前を
覚えているからこそ訪れた世界がアレフガルドというところに驚く。
Ⅲはプレイしていると、Ⅲの舞台はアレフガルドではないのかぁと思ってしまうが、
そのプレイヤーの思い込みを後半で見事に裏切る。上手い。
魔王バラモスを倒し、大魔王ゾーマの存在を知るタイミングも神がかっている。
FFⅢの場合は、まず主人公達がいた世界が浮遊大陸というアイディアに驚く。
そして浮遊大陸を出た世界に広がるのは、果てしなき大海原。
飛空艇でどこへ行っても海しかない。下手したら迷う。
切ない音楽とともに、私の心を絶望に叩きつけた。
FFⅢは初回プレイ時、飛空艇で動いたら迷ってしまいリセットした。
2回目の時に偶然、水のクリスタルの神殿をみつけたものの、
水の巫女エリアに会わないと、先に進めないため、
沈没船を見つけるまで途方に暮れたものの、見つけた時の喜びはひとしおだった。
こうした新しい世界をインパクトをもって見せてくれるゲームに痺れたものだ。
ちなみに私が始めてゲームで感動を覚えたシーンは、
ドラゴンクエストⅡのロンダルキアへの洞窟を登った先の
ロンダルキアの台地が白い平原の世界だったこと。

ロンダルキアへの洞窟。
往年のドラクエファンなら説明不要の極めて難易度の高い洞窟だ。
落とし穴あり。ループ道あり。敵は強い。
ドラゴン4匹の炎。キラーマシンの硬さ。バーサーカーの攻撃力。
そんな辛くて難しい洞窟を抜けた先にあるのは白い台地。
川端康成の「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」のように
「ロンダルキアへの洞窟を抜けるとそこは雪国だった」と思わせる瞬間。
標高の高い台地に登ったからこその銀世界。
初プレイ時にロンダルキアの台地が美しく見えたのは私だけだろうか。
そんな白き台地でブリザードのザラキ、ギガンテスの痛恨の一撃
そしてデビルロードのメガンテが響き渡り、画面を真っ赤に染め上げる。
ドラクエもFFも、新しい世界を見せてくれた感動があった。
未だにドラクエやFFが好きなのは、こうした感動を覚えているからであり
私のゲーム原体験になっているからだろう。
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