スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

「鉄血のオルフェンズ」の物語の積み上げ方-三日月とオルガの関係性と文字の読み書き 

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」6話を視聴。

今回は三日月達が読み書きをするシーンに心を打たれた。
それは文字の読み書きから作品を積み上げていことする
姿勢に驚いたからでもあった。

生きるために文字を覚える三日月の強さ

文字が読めないことが間接的に語られてきた三日月。
今回もクーデリアの地球に行く動機を語る具体的な内容には
興味関心をあまり示していなかったようでもあり、
文字を覚えることに興味がないように思えた。

そんな三日月がクーデリアに読み書きするメリットを説かれて、
心を動かされ、勉強することにした。
気づいているのか気づいていないのか
クーデリアに対して三日月は惹かれているのかしれないし、
お姫様とも称されるクーデリアのカリスマ的魅力なのかもしれない。

なぜ三日月は文字を覚える気になったのか。

野菜を育てる大きな農場を作りたいため
MSの整備を手伝えるようにするため
と三日月は具体的な動機を言う。

野菜作りという将来への夢や展望、
もしくはMS整備という近々で覚えておきたい技術習得
三日月から出る言葉は、具体的に生きようとする
強い意志を持った人間のオーラを感じる。

日本人にとっては文字の読み書きの習得は当たり前のことだが、
鉄血はその当たり前を当たり前のものとして描かない点で
火星に住んでいた子供達の状況を的確に描き出しているのだと思う。

三日月とオルガ-見て見られて成長する二人の関係性

この三日月のオーラを最も強く感じているのがオルガであった。
強いリーダーシップで鉄華団を率いていこうとするのも、
クーデリアの地球までの護衛という難問をやり遂げようとするのも
全て三日月の目、三日月の思いに応えようとしたいというのがオルガの気持ち。

oluoppai6000.jpg

5話まで見ていると、オルガの内面的な描写が控えめであったがために
オルガが三日月を導いているという見方で鉄血を捉えていたが、
今回で三日月に見られているオルガが、オルガとして振舞うように
応えている構図が明らかになったのがわかった。

oluoppai6002.jpg

三日月とオルガが語らうシーン。
船の窓ガラスに映る反転した二人の姿から、二人の語りを映しているのだが、
こうしたシーンを見ると、オルガが三日月を導いていたように見せかけて、
実は三日月に見られているオルガが三日月の期待に応えて動いていたという
二人の関係性が反転したように見える意図があるのかもしれない。

三日月はオルガの背中を見て、オルガの期待に応えて成長・変化し
オルガもまた三日月に見られて、そのプレッシャーで成長・変化していく。
こうした共に共生していく関係は親子的(オルガ:親。三日月:子供)であるのかもしれない。
そんな二人の関係性が垣間見れたのが良かった。

まとめ

今回の脚本は土屋理敬さん。

oluoppai6001.jpg

「かみさまみならい ヒミツのここたま」「プリパラ」のシリーズ構成など
キッズ向けアニメでも力を発揮されている方が手がけたのか、
子供キャラに注目した・視線に寄り添った印象を持った話だった。

文字の読み書きを習得するという三日月の姿勢から
三日月のオルガの関係性を見事に描き出した鉄血6話。
戦闘シーンは無くとも、鉄血は面白いことを
4話の農作物回に続いて証明した6話だった。
 
関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2015/11/18 22:59 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL
http://nextsociety.blog102.fc2.com/tb.php/2451-242ebc9b

評価 ★★★★ その憧憬は重圧              
三日月君、文字を習い始める!
[2015/11/11 15:46] ゴマーズ GOMARZ
俺ら地球さ行ぐだ。吉幾三の歌が聞こえてきそう。火星で畑するだ~♪。  クーデリア先生の読み書き教室。フミタンが通信士を買って出た事にショックを受けるクーデリア。役に立ってないのは私だけ。客なんだからそんな事考えなくても良いんですがね。子供達を前にして居ても立ってもいられなかったと。三日月が文盲だと知ったクーデリアが講師を申し出る。僕も僕もと子どもたちが集まる。ようやく彼女も自分の役...
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 6話 彼等について 感想 先週から宇宙戦が始まった。 ビーム兵器は登場しないので迫力には欠けますが、 なかなか戦闘シーンはよかったのではないかと思います。 ギャラルホルンのマクギリス・ファリド特務三佐は鉄華団を見逃す…
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 1 (特装限定版) [Blu-ray]posted with amazlet at 15.10.11バンダイビジュえアル (2015-12-24)売り上げランキング: 55Amazon.co.jpで詳細を見る  今週は戦闘がなく、主に三日月を初めとするキャラクターの内面を掘り下げた回になりました。  “静”のイメージが強い30分でしたが、  4...
[2015/11/09 00:48] 新・00をひとりごつ
 ものすごーいシンプルなサブタイトルですが 実際その通りすぎて
 先週ほぼ戦い通しだったし、さすがに今回はバトルはお休みか。 >拍手返信:雪光さん  恥ずかしながら、オルガとマクギリス、コーラルの「前線に出る出ない」の対比は他の方の感想を見るまで気付けませんでした。ガンダムで指揮官が前線に出ちゃうのはよくあるからなーってなもんでw  昭弘とユージンは開始時はビスケットやノルバほどオルガとシンプルな関係ではなかった故に、今回の対称性は引き立っ...
[2015/11/08 20:56] Wisp-Blog
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第6話はギャランフォルンとの戦闘空域を抜けた鉄華団はこれからの進路を話し合っていたが案内役なしで地球へ向かいのは難しいという事に ...
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第6話 『彼等について』 ≪あらすじ≫ ギャラルホルンを完全に敵に回した鉄華団。地球への案内もトドが絡んでいたことで潰えた。新たな案内役と組織の後ろ盾を模索する鉄華団において、オルガは木星圏を拠点とするマフィア系の組織「テイワズ」に目をつける。出来たばかりの、少年ばかりの鉄華団をテイワズが相手にするわけがないという周囲の忠告だが、オルガはそれで...
[2015/11/08 20:26] 刹那的虹色世界
メガネ有能。
[2015/11/08 20:02] アニメガネ
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズの第6話を見ました。 #6 彼等について 「ガンダムフレームだと?」 「あぁ、厄災戦末期に活躍したガンダムの名を冠された72体のうちの1つだ。個体名はバルバトス」 「ガンダム…聞き覚えはあるが間違いないのか?」 「リアクターのパターンを確認している。あれは専用設計のエイハブ・リアクター2基を搭載しているのがその特徴だからな」 「...
[2015/11/08 19:27] MAGI☆の日記
「彼等について」 辛くもマクギリスらの追撃を振り切った鉄華団。だが、ギャラルホルンに送り出したトドからの情報により、鉄華団にクーデリアがいる、ということが判明してしまう。そして、鉄華団、ギャラルホルン、両者にとって、最大の問題点となるのは…… 第4話に続いて、戦闘のない「繋ぎ」という感じなんだけど、前回の感想で、「強かな子供」VS「そんな子供を見違える大人」というような構図からの...
[2015/11/08 19:15] 新・たこの感想文


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。