ダーリン・イン・ザ・フランキス 9話の演出-髪留めとイチゴとゴローと 

今回はゴローとイチゴの話。

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(ゴローから見たイチゴ。焦点は髪留め)

今回はイチゴの髪留めがポイントとなる。

パパからプレゼントがもらった流れで、ヒロはゼロツーに手鏡をプレゼント。
嬉しがるゼロツーを見ているイチゴと、そのイチゴの髪留めを見つめるゴロー。

思いの方向を←で示すなら、
"ゼロツー←ヒロ←イチゴ←ゴロー"
みたいな感じになるだろう。

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この髪留めはヒロからプレゼントされたもの。
ヒロとイチゴの親密性を改めて伺わせる話。
一方でイチゴに髪留めを渡しそびれたのがゴロー。

イチゴが好きなのに(今回まで言葉にできなかった。)届かない思い。
それは幼少の頃に髪留めを渡せなかった事から始まっていた。

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(3人の距離感を画面分割で表現したもの)

イチゴはヒロを見ていて、ヒロもイチゴを見ている。
その中からゴローは残念だけど疎外されていた。

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ゴローは叫竜の中に閉じ込められ、ゴローに助けられたイチゴは
今度はゴローを助けようと、叫竜の中に潜入。
しかしその中で髪留めが流れてしまう。

このシーンがターニングポイント。

今までのイチゴの行動原理はヒロが中心だった。
(リーダーとして云々というのはあくまで役割としての行動原理)
ヒロがどうするか、特にヒロとゼロツーが絡むと感情が高ぶっていた。
そのヒロとイチゴを結ぶ象徴としての髪留めが、ここでなくなっている。

つまりこれ以降のシーンは、
髪留めが外れたイチゴはヒロからの開放を暗示しているともいえる。

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イチゴはゴローに思いの丈をぶつける。ヒロへの思いにも負けない強い叫び。
この前のシーンにはゴローを気遣い、泣くイチゴのシーンもあり、
イチゴはヒロだけではなくゴローに対してもきちんと思いがあるのがわかる。

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イチゴの思いを知り、ゴローはイチゴに手を差し伸べる。

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幼少の頃、始めてイチゴを意識した時はイチゴから手を差し伸べられていた。
今回は逆にゴローから手を出している。王道的な描写の積み重ねだ。

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髪留めを失ったイチゴにゴローは渡せなかった髪留めを渡す。
ヒロの髪留めから、ゴローの髪留めへ。微笑むイチゴ。
それはイチゴの思いの変化を表すものであろうか。

イチゴにとってヒロは特別な人のままであり続け、
イチゴにとってゴローは好きな人へと変化していくのだろうか。
 
毎回イチゴはかわいいのだが、今回のイチゴはいつにも増してかわいい。
 
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恐らく男性キャラ人気ナンバー1。ゴローにようやくスポットが当たりました。ヒロとイチゴとゴローは仲が良い、しかし男2人に女1人。いずれは三角関係になるパターン。しかし実際はゼロツーが乱入して、ゴロー>イチゴ>ヒロ<>ゼロツーという四角関係。良い奴なのに一番モテていない。そのうち想いを秘めたまま、イチゴを庇って死んじゃうんじゃないかと心配していました。そしてそれが一部現実のものとなる。 ヒロ、お...