高知県の竜馬湖に恐竜が出現。
キテレツは恐竜を前に作った発明道具「亀甲船」だと思う。
キテレツは亀甲船を探しに、ブタゴリラとトンガリは高知にそれぞれ向かう。

30分1エピソード回。
キテレツ大百科版「のび太の恐竜」的な話。
恐竜探しは子供のロマン。
キテレツ側の話と、ブタゴリラ側の話が交差しながら
恐竜探しの旅の面白さと、亀甲船の活躍、
恐竜との触れ合いが描かれる名エピソード。
まず気になったのは、
湖に飛び込んだキテレツを近くにいたブタゴリラが
自殺したと思い込むような発言をメディアの前でしている点。
後にトラブルメーカーとして真価を発揮する
ブタゴリラのその兆しが見えるところが印象に残った。
他には恐竜がレタスをおいしく食べているシーンもシュール。
今回は雪室脚本ではあるが、ブタゴリラが発想の飛躍が起こると
話が盛り上がる手応えをここで雪室氏は掴んだのではないだろうか。
亀甲船は木で出来ているように見えるが、
水圧にも負けずに、水門に挟まれてもある程度の耐久性を見せるなど、
とてもしっかりした発明道具だなぁと思った。
キテレツの発明の中でも今回は優秀。
作画監督 山内昇寿郎 原画 佐藤雄三 清山滋崇 吉田利喜
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