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ダーリン・イン・ザ・フランキス 16話の演出-戦いと生活、生きる意味 

ヒロとゼロツーが寄りを取り戻した後のダリフラ16話。

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ゼロツーはみんなと積極的に打ち解け合おうとする。
束の間の平和の中で自活することを覚えながら、
13部隊は戦い以外の自分たちの生きる意味を感じ始める。

今回は生活描写に注目したい。

フランクスに乗れるよう育てられ、叫竜と戦うためだけに生きてきたヒロ達。
食べもの・着るものも全て用意された環境だった。
彼らに日常はあったかもしれないが、生活はなかったといえる。
住んでいた場所が機能不全の中で、不慣れながら生活を始める。

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(洗濯)

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(散髪)

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(入浴)

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(釣り)

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(調理)

着ること・食べること、他愛のない生活が描かれている。
戦いもなく普通に生きている現実の我々にとっては普通の光景かもしれないが
彼らにとっては始めての体験であり、ある意味非日常的体験なのかもしれない。

生活描写の中で散髪は特に良かった。
ミツルがかっこよくなったのもあるし、
ココロとの距離を近づける描写としても良い。
ヒロとのわだかまりも解けたミツルのキャラの変化を
デザイン面で端的に表せていたのも良かった。

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また生活の中で、みんなが互いを気遣う感じが出ているのも良かった。
明るく振舞うゼロツー。素直なイチゴ。紗に構えた言い方が抜けたミツル。
食べられないフトシの身体を気遣って泣くゾロメ。
穏やかで感情豊かな彼らの振る舞いは、
確実に今までの彼らとは違うものだった。

生活を通して、戦いだけではない生き方を覚えていく。
特に後半の自分たちで作った食事の時、
欠かさず行なっていたパパ達への感謝の挨拶を行わかったのは
彼らがパパから自立する姿を見ているようだった。


生活の積み重ねを経て、今後も戦いは続くだろう。
誰か傷つくかもしれない。死ぬかもしれない。
だからこそ、今回のエピソードが
彼らの中で輝いていた出来事として刻まれていくのだろう。

かけがえのない生活がるからこそ、戦いの描写もまた生きる。


絵コンテは舛成孝二さん。
13部隊という共同体(コミュニティ)を丁寧に積み上げて描き、
彼らの生活する時間が愛おしく思わせる描写の数々。
舛成さんらしい作りだった。
 
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(16話までの恋愛関係図)
 
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空中要塞コスモスに居るAPEの重鎮。パラサイト生存数6割。グラン・クレバスを手に入れたのは大きい、と気にしない。フリングホルニの建造?鍵は2つも必要ない?ゼロツーを巡ってヒロにライバル出現か。  ゼロツーがすっかり丸くなっちゃって。以前は傍若無人キャラが受けていた感じですが、今はヒロ以外にもフレンドリー。壊滅した13都市でパラサイトの生活区域だけ無事。何か作為を感じますね。ただ都市...