叫竜の姫とヒロが囚われの身となった所を
13部隊が殿を引き受けて、ゼロツーが助ける展開。
ゼロツーとヒロの姿に繋がる者の強さを感じ取った
叫竜の姫がヒロ達に力を貸すことで奇跡が起きる。

ダリフラ。
序盤は部隊の青春群像劇をメインに見せながら、
中盤以降(特に13話以降)は、
ヒロ・ゼロツー、ヒロ・ゼロツー、ヒロ・ゼロツーで押し切る展開。
二人に待ち受ける困難を乗り越えて「好き」を遂げる物語だとわかる。
(個人的にはイチゴが好きだったので、中盤以降は物語の牽引力が
弱くなってしまったのは惜しいが、仕方がない役回りでもある)
肉体という繋がる術を持たず、肉体を捨てよというVIRM。
そのVIRMと戦うために繋がることを忘れた叫竜達。
叫竜のシステム(フランクス)を使い、繋がることを恐れずに生き抜いた13部隊。
今回はゼロツーとヒロの繋がりがストレリチアアパスとなってVIRMを退けた。
肉体を捨てよのVIRMか、肉体(そして心)を通した繋がりのヒロとゼロツーか。
その辺りをどう描いていくかに期待している。
さしあたって最後のゼロツーの異変が気になる。


さしあたって今回好きなのは13部隊の結束力・友情。
絵作りから、13部隊が戦いと生活を通して関係を育んできたのがわかる。
特にイチゴがミクとココロの肩に寄りかかる自然な密着感が、
「ああこいつら友情あるんだな」という感じがして良い。
こういう絵は本来キャラクター側で描かれるのだが、
フランクスという機体で描かれるのがダリフラの新鮮なところ。
メカニックでもあり搭乗者のキャラクターを反映したキャラにもなれる。

ストレリチア・アパスのアオリ。
ただ単にかっこいいから載せてみた。
(このデザインをアオって描くのは大変だなぁと)

スパロボでいう気力150のヒロ。
瞳のハイライトも回転しているのも良いが、
この純粋すぎる表情付けが素晴らしい。
新しい力を得たんだなぁという気概に満ち溢れている。

ヒロインでもあり、今回ヒロを救出したことで
ヒーローでもある事を証明したゼロツー。
ゼロツーメインで押してくるので、自然に好きなキャラになってしまった。
そういう感情の中で、こういう事切れた表情をされると悲しくなる。
ヒロの奇跡でゼロツーの復活はなるか…
それともOPでの描写のように別れの前兆となるか。
あの絵本の最後の結末は!
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