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アニメ「博多明太!ぴりからこちゃん」の見どころと狂気性 

紹介されて見た「博多明太!ぴりからこちゃん」が面白かった。

本作はKBC九州朝⽇放送の日曜朝6:15に放送されている5分枠のアニメ。
amazonやdアニメといったネット配信でも視聴可能。

まず良かったのは絵の満足度。

pirikara.jpg

1話ファーストカットの美術背景。
絵って感じをさせる描かれ方が心地よくて好き。
「衛宮さんちの今日のごはん」と同系統な描き方のように感じた。

pirikara1.jpg

キャラと背景が同レベルで描かれることで
一体化されたように見える絵が心地よい。
高畑勲が目指した背景とキャラクターの一体化に近い方向性の絵の使い方だ。
色トレスが効果的。

キャラの線もシンプル。背景も抽象化してシンプルにしているので絵が見やすい。
絵が見やすいながらに空間の奥行も感じさせるし、
温かい色味が満足感を与えてくれる。

本作は5分アニメゆえに少数のスタッフで制作されているが
少数ゆえの強みを生かし、情報の制御が行き届いている絵に仕上がっている。
各話アニメーターさんが1人か2人なので絵(線)の個性が見えやすいかも。

ちなみに主人公のぴりからこちゃん役の河野ひよりさんの声は癖になる声質だ。
(今期は荒ぶる季節~やソウナンですかにも出演し売り出し中だ)

pirikara2.jpg

このアングルで描かれる一体的なキャラと背景。
上記のようなレイアウトが良い、見て満足できる絵が多いのが本作の見所だろう。

特別に凝った動き(アニメーション)が描かれるわけではないが、
小気味よく動かして退屈させない。

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あと本作は時たま狂気の片鱗を見せることがある。

1話ではぴりからこちゃんが、辺り構わず明太子をふりかける展開になる。
ぴりからこちゃんの友達のイチゴなあまおうちゃんに明太子が振りかかった時に
あまおうちゃんが、あまおうちゃんを共食いしているのが上記のシーン。
同種を食べるのに何も抵抗も葛藤もない。狂気を感じる。

pirikara4.jpg

6話は狂気性が高い。
他のあまおうちゃんの兄妹がどうなったのかを聞かれた時に
「ジャムになった。大福になった」と身も蓋もない返しをする。

pirikara5.jpg

6話のオチはあまおう狩りをしていたら、あまおうちゃんが紛れ
左のあまおうちゃんが入れ替わり(まゆげの描き方で別モノだとわかる)
ぴりからこちゃんは「まっいっか!」で済ませてしまう。

あまおうの扱いに狂気を感じさせる。


以上、色々本作の見どころや狂気性をまとめてみたが
私はクリーチャーがほのぼのしている作品が好きなのだなぁと思った (のらみみとか)。
次回以降に期待したい。
 
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[ 2019/08/25 08:16 ] ニュース | TB(0) | CM(0)
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