
沙英とヒロがケンカし口も聞かない状態に。ゆのと宮子は二人の仲裁に入る。
ひだまりスケッチみたいな世界観だと引きずったケンカは珍しいなぁと思いつつ、
沙英とヒロのそれぞれの話を聞いて、二人を仲直りさせるゆのと宮子は
中々良かったよ。まぁケンカした二人も後輩に心配かけたくなかったのでしょうね。
ケンカが長引いている理由もお互いの意地の張り合いだったわけですし。
後半は七夕。前半とは打って変わって、仲良しの沙英とヒロさん。
ツンツンする沙英と感動するヒロさんの関係に戻ってたねぇ。
大家さんもここまで笹を扱ってくれれば、嬉しいでしょうね。
ただ当の本人は禁煙を誓ったはずなのに早速吸っていましたが・・・。
今回は新房昭之監督自ら絵コンテ。帆村英二という偽名を使ってたが本人という情報。
自身の監督作品で絵コンテまでやるのは最近では珍しい。
明らかに演出力が一段階高く、作画撮影含めてトータルで気合入ってる回だった。
特に平面的な空間と奥行きを見せる立体的な空間の使い分けが光っていて、
映像的な見所にもなっていたし、成立してるのが凄い。
平面的な空間をここまで演出出来るアニメの演出家は相当少ないのではと思う。
また笹のライトアップが美しくて、素直に上手いなぁと感心しきり。
原画に本田和寛・阿部厳一朗・本田敬一・竹井正樹・尾石達也・後藤圭二と強力布陣。
作画的に目立っていたのはヒロが昼ご飯のやけ食いの時かな。
エンドカードも久米田と今回はスタッフの陣容が凄かったよ。
来週で最終回。いよいよ新クールの時期になってきた。
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