徳川家茂上洛。将軍上洛は230年ぶりという。
それほど大事であり、政治的な意味を持っている。
家茂は攘夷の実行は無理だと帝に伝えようとするも、公家衆に阻まれ、
さらに病気にかかり、江戸へ戻れないという最悪の状況に。
家茂は気はいい人だけれど、政治的策謀や人間の裏を読む力という点では
まだまだなんだろう。まぁ年も若いから仕方ないのだろうけど。
勝海舟にはそれなりに慕われているみたいだし(あくまでドラマ上で)。
天璋院は病気と聞いて、和宮から帝に取り成してほしいというが、それは都合が良すぎ。
でも和宮の家茂を心配する気持ちが勝り、手紙を帝へ送り、家持帰還。
ただ家茂も天璋院に先に会いに行っちゃうから、和宮の誤解を招くのだと気づいてほしい。
天璋院と和宮の関係はまだ不穏な状態だ。
結局、国全体が攘夷の方向へ流れ、長州・薩摩が異国と戦争状態に。
ついに「薩英戦争」に突入。弾薬が尽きたから撤退したといっても敗北ですよね。
一部の人間が勝利といっても、小松さんの言うとおり徹底的な敗北。
天璋院の約束を守れないショックで一杯。母からの手紙を受け取った天璋院も唖然。
まぁこの「薩英戦争」で倒幕へ方向転換する薩摩。
ますます小松さんと天璋院の間は開くことになる。
結局、歴史的見地から見ると、この敗戦から真に学んだのは
幕府ではなく薩摩や長州だったのだなぁと。
まぁ保守勢力(幕府)というのはどうしても既得権益の維持に動いてしまうから仕方ないが。
一方で「子供を抱きたい」発言をする和宮。こちらの夫婦は円満だよなぁ。
それも後数年で終わり、長く続かないのも不幸なんだけど。
来週は出陣というから長州征伐か。
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