あのタツノコプロの往年の名作のリメイク?
10年以上前にOVAで一回リメイクしていて、今回で3回目のアニメ化。
監督 山内重保 シリーズ構成 小林靖子 キャラデ 馬越嘉彦がメインスタッフ。
制作はタツノコ本体はヤッターマンで手一杯かマッドハウスが担当。
ファン的に嬉しいのはブライキングボスの声が内海賢二様。これには満足。
1話でわかった内容はこんな感じ↓
・キャシャーンがルナを殺し、世界は滅びへ進むことになった
・ロボット達は朽ちていくだけの存在に
・ロボット達はキャシャーンを喰らえば不死身になると思い、彼に襲い掛かる
・キャシャーンには記憶が無いが、ルナの名前は覚えていた
・サブキャラ達はキャシャーンについて何か知っている素振りをする
最初のキャシャーンが結構好きで、最初との話を比較をしながら見てしまったが、
本作はアナザーワールドという位置づけでいいのかな。
いや、ヒロインだったルナを殺してるキャシャーンは最初の作品とは繋がらないと思うし。
まったく説明がなされていないので、どう話が転ぶかはわからないけど。
ひたすら退廃的で救いの無い世界に、キャシャーンに襲い掛かるロボット達。
キャシャーンは記憶が無く、敵をただ容赦なく排除するのみ。
映像的には退廃した世界観ながら、どこか耽美的・叙情的な情景を挟む演出は
正に山内重保ワールド炸裂。いや久しぶりに堪能した。
作画もこれまた凄くて、アクションは多いし、リンゴという少女の動きが生々しい。
キャシャーンが後半敵メカの内部をひたすら抉っていたシーンは中々ショッキング。
絵柄的には似せるのが上手い馬越嘉彦にしては珍しく、地の絵柄だったと思う。
キャシャーンの声が古谷徹が関係するのか知らないが、微妙に車田正美テイストの気が。
追記:監督の山内重保も星矢のOVAの監督もしてる事も影響してるかも。
作画監督に馬越嘉彦
原画に大塚健 加々美高浩 山室直儀 西位輝美 馬場充子 とみながまり 青木哲郎
この面子ならあの出来になるわな。
2話の感想はこちら→
2話「世界は断末に満ちて」3話の感想はこちら→
3話「苦悩の果てに」
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