「逃げ続けるのも結構きつい」(アコーズ)
涙が光るキャシャーンのこのシーンが印象的だった。
あらすじ町を出たキャシャーンはアコーズと出会う。彼はキャシャーンに興味を示し後を付いてくる。
「自分に関わるな」と忠告するキャシャーン。それでも付いてくる彼に気を許す。
そして旅の途中でアコーズが人間であることを知るキャシャーン。
キャシャーンは前回ロボット達を皆殺しにした罪と己の苦悩に沈んでいたが、
アコーズも罪を重ねてきたらしく、その間に己の考えていた事を彼に告げる。
その夜、キャシャーンを追ってきたフレンダー。
キャシャーンは己の罪の清算の為にフレンダーと対峙する。
感想キャシャーンとアコーズが一緒に旅するというロードムービー的な展開。
その中で死ぬ間際のアコーズがキャシャーンに自らの想いを伝える話。
最後にアコーズの目を塞いだのは自分自身?他の誰か?
今回は人間でもロボットでも罪の意識があり、それにどう決着をつけるかというテーマ。
ここでポイントなのはキャシャーンは
人間から作られたロボットだという事。
本作は原作とは大きく違う内容だが、この設定は変わっていないと思う。
つまり人間でもロボットでも本質は変わりないという事。
タイトルでも「sins=罪」とあるように、罪に対して今後キャシャーンはどう抗うか。
構成的には今回、アコーズがキャシャーンに罪の認識の示唆を与えてくれたわけだ。
アコーズは今まで罪から逃げて最後に死んだ。
キャシャーンは今回、フレンダーに立ち向かう事でけじめをつけることを選んだ。
でもアコーズは自分の考えを誰かに伝えたかったという事は
自分の道が最終的には否定してたって事なんだろうなぁ。
そんな時、罪に対し同じように悩んでいるキャシャーンに会って、
彼なら自分とは違う道を歩めると思ったから話せたんだなぁと思った。
でもフレンダーとの決着の付け方の描写は足りなかったような気がする。


絵コンテ・演出は峰達也。山内重保とは違い耽美的な風味は消えていた。
作画監督・原画に西位輝美
原画に馬越嘉彦 佐藤将雅 田中将賀 馬場充子 中村章子 林明美 錦織敦史
毎回キャラデザ級の原画マンを投入していて物凄く豪華です。
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あらすじ町を出たキャシャーンはアコーズと出会う。彼はキャシャーンに興味を示し後を付いてくる。
「自分に関わるな」と忠告するキャシャーン。それでも付いてくる彼に気を許す。
そして旅の途中でアコーズが人間であることを知るキャシャーン。
キャシャーンは前回ロボット達を皆殺しにした罪と己の苦悩に沈んでいたが、
アコーズも罪を重ねてきたらしく、その間に己の考えていた事を彼に告げる。
その夜、キャシャーンを追ってきたフレンダー。
キャシャーンは己の罪の清算の為にフレンダーと対峙する。
感想キャシャーンとアコーズが一緒に旅するというロードムービー的な展開。
その中で死ぬ間際のアコーズがキャシャーンに自らの想いを伝える話。
最後にアコーズの目を塞いだのは自分自身?他の誰か?
今回は人間でもロボットでも罪の意識があり、それにどう決着をつけるかというテーマ。
ここでポイントなのはキャシャーンは
人間から作られたロボットだという事。
本作は原作とは大きく違う内容だが、この設定は変わっていないと思う。
つまり人間でもロボットでも本質は変わりないという事。
タイトルでも「sins=罪」とあるように、罪に対して今後キャシャーンはどう抗うか。
構成的には今回、アコーズがキャシャーンに罪の認識の示唆を与えてくれたわけだ。
アコーズは今まで罪から逃げて最後に死んだ。
キャシャーンは今回、フレンダーに立ち向かう事でけじめをつけることを選んだ。
でもアコーズは自分の考えを誰かに伝えたかったという事は
自分の道が最終的には否定してたって事なんだろうなぁ。
そんな時、罪に対し同じように悩んでいるキャシャーンに会って、
彼なら自分とは違う道を歩めると思ったから話せたんだなぁと思った。
でもフレンダーとの決着の付け方の描写は足りなかったような気がする。


絵コンテ・演出は峰達也。山内重保とは違い耽美的な風味は消えていた。
作画監督・原画に西位輝美
原画に馬越嘉彦 佐藤将雅 田中将賀 馬場充子 中村章子 林明美 錦織敦史
毎回キャラデザ級の原画マンを投入していて物凄く豪華です。
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