「あの鐘がなった時、はじめてこの世界を美しいと思った。」
あらすじ旅するキャシャーン。ある場所でゲームに興じるロボット達がいた。
彼らはキャシャーンをゲームに誘うが、嫌がるキャシャーンは彼らを追い払う。
そこへリズベルという女が現れる。彼女は滅びをただ迎えるのが嫌で
塔を作り鐘を鳴らしたい。そうすれば滅びの世界でも美しいものが存在すると。
キャシャーンも彼女の鐘の音が聞きたいと言う。
塔の内部へ行くと、リズベルは鐘を鳴らす材料が揃ったと言う。
リズベルはキャシャーンを催眠にかけ材料にするが、彼は起きていた。
キャシャーンも最初は塔の材料にされても良いと思ったが、
自分は何かすべき事があると考えたからだ。
リズベルは力づくでキャシャーンに向かうが叶うはずも無かった。
そしてキャシャーンは立ち去る。リズベルは一人、鐘を鳴らす。
ロボット達はうるさいと彼女と鐘を攻撃する。リズベルは塔の頂上から
地面へ落下し、その後真上に鐘が落とされる。危機のリズベル。
そこへキャシャーンは助けに来た。「僕の心に響いたのは新しい何かを作ろうとする
君の心かもしれない。」と話し再び立ち去るキャシャーンだった。
その後、オージとリンゴがリズベルの塔にやって来る。彼女は塔の頂上へ誘い
「かつて鐘があったんです」と言い、「鐘はいらないのです。心で鳴らせるから」と
言うのだった。
感想滅びゆく世界に美しいものを作る事に何の意味があるのだろう。
キャシャーンはリズベルを通して、この世界で自分が何を為すべきかを
まだ具体的ではないが、何かを掴み取ろうとする回。
リズベルは滅びの世界でも何か美しいものを作れると信じていた。
ロボット達は滅びの世界でただ享楽に耽っていただけだった。
滅びの世界=日本って当てはめると、色々考えさせられるがそれは置いておこう。
ちょっと感想がまとまらないけど、
始めてキャシャーンにこの世界への希望(やるべき事)の示唆を
与えたのがリズベルだったんだなぁと思った。
今まで色んなキャラを通して多分様々な示唆を与えられた
キャシャーンだが、今回は彼の心情も助かったのではないかと思う。
ところでキャシャーンは今回被り物をしてなかったが
この意図が読めなかった。
作るものが塔や鐘だったりする所がまた象徴的な雰囲気を醸し出す。
リズベルが小山 茉美で、その演技の深さに脱帽でした。
今回の絵コンテ・演出が山内重保だったが、
彼の担当回は退廃性が非常に強調されている。
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あらすじ旅するキャシャーン。ある場所でゲームに興じるロボット達がいた。
彼らはキャシャーンをゲームに誘うが、嫌がるキャシャーンは彼らを追い払う。
そこへリズベルという女が現れる。彼女は滅びをただ迎えるのが嫌で
塔を作り鐘を鳴らしたい。そうすれば滅びの世界でも美しいものが存在すると。
キャシャーンも彼女の鐘の音が聞きたいと言う。
塔の内部へ行くと、リズベルは鐘を鳴らす材料が揃ったと言う。
リズベルはキャシャーンを催眠にかけ材料にするが、彼は起きていた。
キャシャーンも最初は塔の材料にされても良いと思ったが、
自分は何かすべき事があると考えたからだ。
リズベルは力づくでキャシャーンに向かうが叶うはずも無かった。
そしてキャシャーンは立ち去る。リズベルは一人、鐘を鳴らす。
ロボット達はうるさいと彼女と鐘を攻撃する。リズベルは塔の頂上から
地面へ落下し、その後真上に鐘が落とされる。危機のリズベル。
そこへキャシャーンは助けに来た。「僕の心に響いたのは新しい何かを作ろうとする
君の心かもしれない。」と話し再び立ち去るキャシャーンだった。
その後、オージとリンゴがリズベルの塔にやって来る。彼女は塔の頂上へ誘い
「かつて鐘があったんです」と言い、「鐘はいらないのです。心で鳴らせるから」と
言うのだった。
感想滅びゆく世界に美しいものを作る事に何の意味があるのだろう。
キャシャーンはリズベルを通して、この世界で自分が何を為すべきかを
まだ具体的ではないが、何かを掴み取ろうとする回。
リズベルは滅びの世界でも何か美しいものを作れると信じていた。
ロボット達は滅びの世界でただ享楽に耽っていただけだった。
滅びの世界=日本って当てはめると、色々考えさせられるがそれは置いておこう。
ちょっと感想がまとまらないけど、
始めてキャシャーンにこの世界への希望(やるべき事)の示唆を
与えたのがリズベルだったんだなぁと思った。
今まで色んなキャラを通して多分様々な示唆を与えられた
キャシャーンだが、今回は彼の心情も助かったのではないかと思う。
ところでキャシャーンは今回被り物をしてなかったが
この意図が読めなかった。
作るものが塔や鐘だったりする所がまた象徴的な雰囲気を醸し出す。
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今回の絵コンテ・演出が山内重保だったが、
彼の担当回は退廃性が非常に強調されている。
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今回のリメイクは、続編というより一種の二次創作として作られているような気がします。
主人公のキャラクター設定と声優さんがどうしても、某聖闘士アニメ彷彿させ、初回はかなり苦心しましたが、そこはベテランの妙、丁寧な作画とこれでもかこれでもかというくらいのアクションで、見事な世界観を作り出していますね。
今作は、ストーリーや演出にかなり性的な隠喩を深くにじませていますね。見る人によってはかなりきわどく感じるだろう描写もてんこもりで。(個人的に大好きです、こういうの)
今回のお話も、古谷氏と小山嬢の交わされる吐息ひとつひとつにドキドキしてしまいました。上手すぎる!さすが!
確かお二人は、過去ご結婚されていたはず。そういう事実を踏まえて見ると、いろいろ深く思うこと多々であります