
今週の吉成鋼担当カット(推測)。
サブタイトルは「邪魔をするのが、近しい人間だけとは限らない。知らない人ほど、手厳しい」
長いです。
主人公にフラグ立ち過ぎな展開。選り取りみどり。選びたい放題。
様々な女性から電話されるなんてモテモテ状態だ。
特に篠塚弥生とは大きく進展し、次回は澤倉美咲とで進展か。
今回、冬弥に迫る篠塚とのキスシーンはちょっとびっくり。
「熱の無い 人形の唇だ」澤倉の方も付き合ってる連中が悪いのか、結局冬弥を頼る感じだ。
あのがらの悪い演劇部は中々に凄いと思う。
一方、本命であるはずの森川由綺とは徐々に疎遠に・・・。
緒方からかかってきた後の電話が由綺だと察知したのか
電話に出なかったし。「ごめん」と思ってたけど。
篠塚の望む方向性に事は進んでいるって感じだ。
脚本、特に会話劇が佐藤博暉らしいテンポなぁと思った。
特に前半の冬弥と篠塚が話していた、緒方の過去話の台詞回しとかが
「key the metal idol」に通じるものがある。
「key」でも過去にあった設定話を冗長に話しているシーンがあるのだが、
今回の緒方の過去話も冗長だったから。
そしてまた気になったのが、空気感の演出。
天気が雨や曇りで、音楽が重々しく、当然全体的に重々しい。
篠塚が冬弥に迫ってくるシーンは少々サスペンス調だった。
ただこの重さというのは、重々しい演出をしているのではないと思う。
この重さは「原作」が持っている文芸的な重さだと思う。
重さというのは「気持ちの良い話」ではなく「痛々しい、気持ちよくない話」
といってもよいかもしれない。このホワルバの「痛々しさ」はかつての
90年代とかにあった空気だなぁとも思う。
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