FC2ブログ

電波的な彼女OVA 【感想】 

電波的な彼女、というアニメがバンダイチャンネルで配信されてるというのを知り、
タイトル名に惹かれたので配信ページを見てみたら、
監督:神戸守 脚本:吉野弘幸とあったので、これは抑えたいなと思い早速視聴。
原作者が「紅」と同じ人みたいだ。「紅」のアニメは見逃してしまったが。

映像的なテンポの流れが良く、内容を全く知らない僕でもすんなり入る。
また実写を意識した背景がリアルでサイコサスペンス的な世界観に貢献している。
そしてキャラの心情に突っ込んだ映像表現は見応え十分であり、
ともすれば紙芝居的な展開に陥り映像的・劇的な表現が乏しくなりがちな
昨今のアニメ作品の中で凄く健闘している作品だなぁと思った。
出来の良い短編映画を見たような印象。

神戸守監督は「コメットさん」以降、評価されてる人には評価されてる。
エルフェンリートで、「萌え」と「グロ」を成立させたのも凄かったが
単純なアニメ的なカタルシスを拒否する傾向にあるから
今の売れ線の作風とは違うのが惜しまれる。
話とキャラクターを映像的に高レベルで成立できる演出家なのに。

話的には「電波」ではなく「電波的」というのが面白い。
「電波的」な堕花雨(凄い名前だ)と「病んでる」紗月美夜、
連続通り魔殺人犯だった紗月美夜の兄も「電波的」と
まともでないキャラ達に囲まれたまっとうな性格の主人公が
徐々に彼らに慣れ対応していく展開が面白かった。
またミスリードさせた展開も緊張感を高めたので構成的にも良かった。

堕花雨役の広橋涼の声質が
大好きなバンブーブレードの川添珠姫と同系統だったのが凄くうれしかった。
また時々でしか見られない前髪出ている時の顔も可愛かったなぁ。

まぁ媒体がOVAというのは納得。血も死体もいっぱい出てくるし。
これは地上波では規制がかかってしまうだろう。
グロ描写を規制されたら面白くも無いだろうし。

OVAでやりたいという、スタッフの熱意が伝わってきた佳作だった。
 
関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
[ 2009/02/05 22:47 ] 雑記 | TB(2) | CM(11)
始めまして、柊と言います。
電波見たんですか。いいなあ。僕は見れませんでした。
ということは置いときまして。
加来羅清(殺人犯)は紗月美夜の兄じゃないです。
近所に住んでいるお兄さん的存在です。
[ 2009/02/10 11:15 ] [ 編集 ]
柊さん

加来羅清は近所のお兄さんとわかってましたが
舌足らずな書き方になってしまいました。
[ 2009/02/10 16:28 ] [ 編集 ]
正直、見た感想としては駄作ですね
「ミステリーをあの尺でしかも原作通りの良作を作るのは神戸監督をもってしても無理だったんだな」っと
最低80分あればもっと素晴らしいものになったかもしれませんね
[ 2009/02/13 01:58 ] [ 編集 ]
どこをもって駄作と評するかがちょっとわからないのですが。
原作通りと80分あればと仰っているので、
アニメは原作的に大事な設定や内容が抜け落ちているという事でしょうか。
[ 2009/02/13 22:16 ] [ 編集 ]
駄作はいいすぎでした。すみません普通ですね。
べつに原作はどうでもいいと思ってます、アニメはアニメですから。ラノベ作品をアニメ化するときは原作の縛りもあるからって意味です

ミステリーは緻密に伏線を敷いて言って最終的にそれが合理的に氷解するカタルシスが必要ではないでしょうか
例えば女犯人はレイプされている時に自身の姿を鏡で見て目覚めるわけですよね、また男犯人もそれなりに合理的な理由を持ち犯罪に固執するわけですよね。また主人公が事件に固執する理由も早足すぎますよね、それとヒロインとの出会い、懐疑、信頼、謎解きも
けっきょく40分じゃ原作既読者のためのダイジェスト版のようになってしまっていると僕は感じました
[ 2009/02/15 17:30 ] [ 編集 ]
みたよんさん

ご丁寧に返事頂いてありがとうございます。

ダイジェスト的な展開で伏線を丁寧に消化できず、
ミステリー的なカタルシスが弱かったというのは何となくわかりますね。
そこは制作側が尺を伸ばすか原作を上手く改変する能力が問われると思います。

こうなったのはOADというTVアニメより範囲が狭いメディア展開。、
そしてみたよんさんが言われるように制作側が
原作既読者だけに向けて作ってしまったのかもしれません。
[ 2009/02/16 17:51 ] [ 編集 ]
原作既読者でない私から見ても十分に楽しめました。

それに、これは地上波ではないし、一つのOVAでもありません。
原作があり、その原作と関連する作品のアニメのDVDについてくる作品。


それならば、原作を知らない人よりも、知っている人向けにするのが普通です。そもそも原作があるのだから、原作ファンが見るのは確実。ならばこの作り方は最良の作り方。

それでも制作者側は、知らない人が見ても、それなりに楽しめる作品にしています。

私はとても高い評価をしたいと思います。
[ 2009/05/07 00:35 ] [ 編集 ]
私もこの作品を全く知らないで見ましたが楽しめました。
緊張感のある演出等々、映像作品として成立させようとした所を評価しています。
[ 2009/05/07 07:31 ] [ 編集 ]
この内容で1時間半とかあったら間延びして仕方なかろうに
テレビアニメ2話分くらいの密度で丁度いい

加来がパンツ穿いてたのは何故…
[ 2009/05/27 05:32 ] [ 編集 ]
1時間半って映画並の尺ですよ(笑)
さすがにそこまでの尺は必要ないです。

なぜなのでしょうか?わかりかねます・・・。
[ 2009/05/27 19:29 ] [ 編集 ]
30分アニメたった2本分程の尺で、
あれだけの世界観が、そつなく表現されているので、
素晴らしいと思います。続きが見たくなりました。
片手間で作られた作品ではないということが分ります。
監督も脚本家さんも頑張ったのではないでしょうか。
[ 2010/06/13 22:25 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL
http://nextsociety.blog102.fc2.com/tb.php/564-ece7a136

【アニメ】OAD「電波的な彼女」(ネット先行試写会)感想 入っていて良かった、バンダイチャンネル! なんだか忘れたけど、「シゴフミ」の...
[2009/02/07 00:22] Welcome to our adolescence.
試写会の存在をさっき知ってさっき見てきたとこw
[2009/02/06 00:58] もす。