冬弥はオフの日にやよいといる事を理奈に告げ、
理奈は再度冬弥にデートしようと誘うがそれを断られる。
理奈は冬弥を解雇しやよいとも関係が切れずにいた・・・。
各キャラが追い詰められる感じがでていたのが印象的だった。
冬弥はよく泣くようになり、彰は冬弥の影に嫉妬するようになる。
由綺は一人で抱え込もうとし、理奈は傷ついていく。
冬弥も由綺が好きと言いつつ、弥生との関係に溺れる有様。
もうどうしようもない所までに来てるなぁ。自分でも気づいているからこそ
由綺のコンサートに行こうとやっと決心したんだろうな。
今回の見所は緒方理奈の森川由綺の手紙を独白した長回しのシーンだろう。
徐々にゆっくりとカメラが理奈に近づいていく演出。
実写でもそうだけど、アニメでこういう演出は尚更手抜きと思われてしまうためか
やってる方は怖い部分もあるはずだ。ただ理奈の台詞が長いのでちゃんと聞かせるには
下手にカットを割ると、見る側の気が散ってしまうから、この演出で良かったのかもしれない。
それはカット割らなくても、結構理奈の台詞の聞き取るのに集中力必要だったしね。
この静の瞬間から、冬弥が泣くという大きな動の転換が効果的でもあったし。
欲しいと思ったチケット自分では手に入らず、結局マナや美咲からもらった結果
チケットが3枚になってしまったのは、冬弥の女癖の悪さが彼を救ったわけだが、
相当な皮肉でもある。3枚も並んだ絵はある種の嫌がらせのようにも見えた。
ただマナのお母さんがあの人だったとは・・・。これは上手い展開だ。
演劇部の彼と出くわす彰と美咲。いきなり美咲はストーカー化した彼に刺されるが、
結局刺さった先に冬弥の本があって助かった事に彰が壊れてしまったのような表情。
この黒さはただ事じゃないと思いつつ、彰も怖いなぁと思った。
来週で1期目の最終回となるが、中間的な意味での落としどころをつけるわけだが
やっぱり由綺を選ぶのか、それとも他の人なのか、どうなるんでしょうかねぇ。
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