道端で落ちていた100万円の謝礼として10万を貰った木村部長。
彼女は10万の予算で映画を作ろうと言い出す。
美術部全員の意見を聞くが、てんでばらばら。
部長は秋葉に全ての意向を取り入れた脚本を作るよう命じる。
彼の脚本はみんなを泣かせ、早速撮影が始めることに。
かんなぎメンバーで自主映画を作る過程を見せる話。
要は朝比奈ミクルの冒険と同趣向の展開。
ヤマカンは自主映画を題材にした映像作品が好きなんだなぁと思った。
逆にはそこしか引き出しが無いのかとも思ってしまうが・・・。
全体的に前半は自主映画のチープさやウェルメイドな所を見せつつ
後半の雨が降って撮影中断以降の内容も一見自主映画と関係ないように見えるが、
実際そこも映像本編だったというわかりやすいオチ。
どこまでが映像作品なのかわからなくする構成を狙ったのだと思う。
最後に映画2本目というのは、もちろん本編2期への期待を込めての話。
サブタイトルの拝借はおそらく「ドリフ大爆笑」の「もしも」シリーズから。
タケちゃんマンやブラックデビルも出ていたから80年代のお笑いネタや
ドラゴンボールや黒澤明の小ネタもいっぱい入っていた。
雨の時間つぶしにやってたゲームは「たけしの挑戦状」だし。
TV放映時より、女性キャラ含めて体格が逞しくなっていた。
みんな肩幅とか凄くて、華奢さが無くていまいち可愛さを失っていた。
リアルな芝居をするのには適しているのかもしれないが、引っかかってしまった。
この作画監督の門脇聡のキャラの描き方の変化には驚いたなぁ。
EDイラストは武梨えり本人。体は大丈夫なのだろうか・・・。
- 関連記事
-