蘇芳とターニャの決別、そして死?
黒が言っていた「最低の人間が最低の契約者」になったという言葉が真実で
実は人間だとか契約者の区別には意味がないって話なんだろう。
契約者の傾向として感情の振れ幅の縮小や合理的になるってのはあるかもしれないが
それは人格の性質の一部であって、本質は全体に関わる問題だから。
ターニャの記憶が一瞬戻ったのは不幸といえば不幸。
ロシアの敵(人間)がナイフで黒に刺しかかる一連のシーン。
場面を極力抜き、結果(返り討ちにあう)だけ見せた演出は抜群に上手かった。
最後の進入禁止標識の道路を通過していく蘇芳達の姿が印象的。
ターニャを殺したと思い込んでいる事で、もう戻れない道に入った事が伺える。
個人的には特に後半からの音楽が異様に盛り上げてくれた印象。
2期の音楽が管野よう子でないから残念という意見もあったが、
これはこれで十分ではないだろうか。ちゃんと成立している。
やっと思いだしたが、暗殺者が少女を連れて逃避行というのは
「レオン」に限らずよくある話だったんだよなぁ。
そしてサブタイの意味を見終わった後に理解し、良いサブタイだと実感。
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