紗江と教官の微笑ましい関係も今日で見納め。
-あらすじ-教官は紗江とカフェに行く。
紗江はこのお店にある一緒に食べると末永くカップルでいられる
スペシャルバナナパフェを教官と食べたかったようだ。
そしてベストカップルコンテスト当日。
純一と紗江は純白のスーツとドレスで身を固める。
コンテストの結果は準優勝。森島はるか・塚原ペアが優勝だった。
二人はコンテストの賞品だった映画館の個室チケットを使い、
クリスマス当日のデートを行うのだった。
-感想-始めから終わりまで中多紗江編はハニーでとろけるような甘さでした。
二人の間にはギスギスした感じや対立といったものは無く、
二人の挙動一つ一つに見る方まで微笑ましく思えてしまう関係。
二人の関係を中田譲治のナレーションで暖かく見守りつつも突っ込むという
スタイルは「ナレーションは視聴者の代弁的要素」である事も証明してくれました。
最初は甘すぎる関係は見ていて、照れちゃうというか直視できないというか。
でも教官の変態紳士プレイは面白おかしいので、ついつい楽しく見ちゃうんだよなぁ。
最初は不人気キャラって話も聞いたけどそんな評判を覆した紗江編。
アニメが見せ方でいくらでも面白くなる好例だなぁ。演技も良かったしねぇ。
話のオチとして上手いと思ったのは教官と生徒は映画館でのデートを経て
監督と女優の関係にランクアップしたというオチ。
監督と女優というのは理想的な恋人関係の一つだと思うのですよ。
よく昔から映画監督と女優って恋に落ちるわけじゃないですか。
パッと思いついたのは、ジャン・リュック・ゴダールとアンナ・カリーナの関係かな。
つまり監督というのは女優の魅力を最大限に引き出して撮影するのが監督の努めだから。
映画撮影という特殊状況の中で、監督と女優が精神的に結ばれるんでしょうな。
この紗江を鍛える・訓練する「教官」というポジションから
紗江を魅力的にする・映すという「監督」の以降はまさに恋人同士の関係そのものだと思う。
そういう意味で、話のオチとしては抜群に上手いと思った。
そんな元「教官」、現「監督」の純一さんの撮影風景です。
彼女を魅力的に映そうとしてますね(笑)-紗江の衣装について-今回の見所は紗江の服装格好ですね。


まずはコンテストに出た時の白ドレス。
言うのも野暮なんですけど、二人のカップル性を強調した格好ですな。


次にデートの時のゴスロリ。これにはたまげた!!。
清楚で控えめな彼女がこんな大胆な格好をしてくるなんて。
僕がもし高校生で彼女があんな滑降してきたら刺激的過ぎて悶える!!
つまり彼女もこのデートが
「ここが勝負!」と決めたんでしょうね。
彼女を決心させたのは教官との特訓によって鍛えられた
前に出る気持ちを身につけた事と、教官への想いなのでしょうね。


最後にこの格好〈笑〉
この格好こそがアマガミのアマガミたる所以である。
でもそれ以上に可愛かったのは美也。
言葉で説明する必要はありません!!以上!!今回の作画には合田浩章さんやうめつゆきのりさんも参加されていたためか
いつも以上にキャラが可愛くハイクオリティな仕上がっていて眼福モノだったよ。
次回 七咲逢編 「サイアク」
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